同性愛を描いた傑作「燃ゆる女の肖像」「大いなる自由」プライド月間に特別限定上映
2025年6月10日 17:00
(C)2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions (C)Lilies Films世界各地でLGBTQ+の権利や文化、コミュニティへの支持を示し祝福する「プライド月間(Pride Month)」である6月に、それぞれ同性愛を描いた映画の傑作として知られる映画「燃ゆる女の肖像」と「大いなる自由」の2作品が、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で特別限定上映される。
「燃ゆる女の肖像」は、フランスのセリーヌ・シアマ監督が、2019年のカンヌ国際映画祭で発表し、脚本賞とクィア・パルム賞に輝いた作品。望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家の静かに燃え上がる愛を描く。英国映画協会が2022年に発表した「史上最高の映画(The Greatest Films of All Time)」ランキングでは、21世紀の作品としては「マルホランド・ドライブ」(8位)と、この「燃ゆる女の肖像」(30位)だけがベスト50にランクインするなど、「インスタント・クラシック(すぐに古典並の高評価を得る作品)」として知られる作品だ。
「大いなる自由」は、2021年カンヌ国際映画祭のある視点部門にて審査員賞を受賞し、翌年のアカデミー賞オーストリア代表に選ばれた作品。戦後ドイツを舞台に、1994年まで実際にあった「男性同性愛を禁ずる刑法175条(1871~1994)」のもと、性的指向を理由に繰り返し投獄されるも愛する自由を求め続けた男の20年を力強く、そして感動的に描く衝撃作。
「燃ゆる女の肖像」は2020年の日本公開からちょうど5年の節目のリバイバル上映、そして各種サービスで未配信の「大いなる自由」は公開以来の貴重な再上映となる。
6月13日~6月26日の限定上映。スケジュールはBunkamuraル・シネマ公式HP(https://www.bunkamura.co.jp/cinema_miyashita/)で告知する。
(C)2021FreibeuterFilm・Rohfilm Productions
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