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「War Bride 91歳の戦争花嫁」完全版が8月2日公開 舞台版主演の奈緒からコメントも到着

2025年6月10日 14:00

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桂子・ハーン氏と奈緒
桂子・ハーン氏と奈緒
(C)TBS

TBSで2022年12月に放送されたドキュメンタリー「War Bride 91歳の戦争花嫁」が、テレビ放送版から34分のシーンを追加した完全版として、8月2日から池袋シネマ・ロサほかで順次公開されることが決定。映画を原案とした舞台に主演する奈緒のコメントも到着した。

“戦争花嫁”とは、第二次世界大戦後、連合国軍占領下の日本に駐留していた兵士と結婚して兵士の国へ渡った日本人女性を指す。本作は、1951年に二十歳で米軍の兵士と結婚して海を渡り、差別や偏見と闘いながらも真実の愛を貫き、激動の時代を生きた桂子・ハーンの人生を描くドキュメンタリー。

放送後反響を呼び、2023年3月にはTBSドキュメンタリー映画祭の上映作品に選出。2024年にはアメリカ・オハイオ州の放送局PBSでも放送され、今年はフランス・パリで行われるドキュメンタリー映画祭「Un petit air du japon 2025」への出品も決定している。

奈緒主演の舞台「WAR BRIDE アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン」は、8月5日から8月27日までよみうり大手町ホールにて上演される。奈緒は、今年1月に渡米し、桂子本人と対面。これまでの人生の歩みを直に聞き、桂子の思い胸に作品に挑む。

ポスタービジュアル
ポスタービジュアル
(C)TBS

終戦から80年という歳月が経ち、当時の語り手が失われつつある今、生の声で届けられる貴重な機会。歴史の中で“戦争花嫁”とは一体何だったのかを紐解いていく。

War Bride 91歳の戦争花嫁」は8月2日から池袋シネマ・ロサのほか、7月25日から長野相生座・ロキシーにて1週間限定上映。今秋には横浜シネマリンほかで順次公開される。奈緒と桂子の甥で、本作のメガホンを取った川嶋龍太郎監督のコメント全文は以下のとおり。


“戦争”と“花嫁”。言葉のもつ響きのギャップに背筋が伸びました。この言葉の背景に見える影と希望を知らなければいけないと思いました。私たちは選択肢の多いこの時代に生きていますが、戦争のあったこの国がここまで歩むのに、どれだけの人が涙を流し愛を守ったのでしょう。桂子・ハーンさんの紡ぐ言葉が私の中に時にズシンと重く響きます。そしてこの映画で桂子さんと出会い、日常の尊さを今もなおかみしめています。

戦後80年の節目となる2025年8月、私の伯母、桂子・ハーンのドキュメンタリー映画「War Bride 91歳の戦争花嫁」を原案とした舞台「WAR BRIDE」を上演いたします。2年前の映画上映以来、この日を迎えられることを心より嬉しく思います。
報道機関に携わる者として、伯母が戦争花嫁であったと知った時から、その物語を伝え続けることが私の使命だと感じてきました。主演の奈緒さんと共に、この大切な物語を次世代へと繋いでいきたいです。
今年1月、舞台化にあたり奈緒さんと桂子を再訪しました。94歳となる桂子は、【アメリカと日本の架け橋】として、今なお逞しく、力強く輝いていました。彼女の戦争体験と、生涯ただ一人を愛した【真実の愛の物語】は、改めて記録し残したいと感じました。
戦後80年の今、【生きた証言を伝える】これは本当に最後の機会だと感じています。
この物語の核心は「愛」です。 キャンプ座間で夫フランクと出会い、アメリカへ渡った桂子。激動の時代、様々な困難がありながらも、常にそこにあった「真実の愛」が彼女を支え、今もオハイオで元気に暮らしています。ぜひこのドキュメンタリー映画を観て、その後舞台もご覧いただき、桂子の生きた証、そして愛の物語を感じていただければ幸いです。

【上映スケジュール】
8月2日(土)から池袋シネマ・ロサ
7月25日(金)から長野相生座・ロキシーにて<1週間限定上映>
秋 横浜シネマリンほか順次公開

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