「ルパン三世 カリオストロの城」金曜ロードショーで放送 劇場版最新作「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」公開記念
2025年6月6日 06:00

宮﨑駿監督が初めて長編アニメーションで監督を務めた不朽の名作「ルパン三世 カリオストロの城」が、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で放送されることがわかった。劇場版「ルパン三世」の最新作「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」の公開を記念し、公開日である6月27日にノーカット放送される。
2024年に公開45周年を迎えた本作には、疾走感溢れるカーチェイス、お宝をめぐるサスペンス、ルパンとクラリスのほのかなロマンス、ルパンと仲間たちのアクションなど、「ルパン三世」の魅力が全て詰まっている。


宮﨑監督によると、物語の発想の源となったのは、モーリス・ルブランによる小説「怪盗アルセーヌ・ルパン」シリーズの一編「緑の目の令嬢」。宮﨑監督が中学生時代に何度も読み返したお気に入りの1冊だ。ルブランによる同シリーズには、「カリオストロ伯爵夫人」という作品も存在している。実は“クラリス”というヒロインの名前は、同作に登場する女性の名前が由来。小説では、若き日のルパンの恋人になる絶世の美女として描かれていた。
また、江戸川乱歩の小説「幽霊塔」も、宮﨑監督に影響を与えている。同作は、米作家のアリス・マリエル・ウィリアムソンが書いた「灰色の女」を黒岩涙香が翻案し、その後、乱歩が日本を舞台にリライトしたもの。同作では、時計塔がある古い屋敷が舞台となっており。宮﨑監督はその時計塔を題材に、いつか物語を作りたいと思っていたという。宮﨑監督の愛読書である「怪盗アルセーヌ・ルパン」「幽霊塔」から影響を受け、「ルパン三世 カリオストロの城」が誕生した。


ある日、モナコのカジノから大金を強奪したルパンと次元。しかしルパンは、その金がカリオストロ公国で作られている幻の偽札“ゴート札”であることに気付く。ルパンはかつて、その偽札を狙いカリオストロ公国に忍び込むも、失敗した過去があった。今度こそその秘密を暴こうと、ルパンは再びカリオストロ公国に向かう。その途中、謎の男たちに追われる花嫁姿の少女・クラリスを発見。ルパンと次元はクラリスを救い出すが、わずかな隙をついて、彼女は連れ去られる。やがてルパンと次元は、クラリスの残した山羊の指輪を手に、要塞のようなカリオストロの城へと潜入する。
・6月6日「リロ&スティッチ」(※本編ノーカット)
・6月20日「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」(※地上波初放送・本編ノーカット)
・6月27日「ルパン三世 カリオストロの城」(※ノーカット)
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