映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

イ・ソンギュンさん最期の新作「大統領暗殺裁判 16日間の真実」公開が決定

2025年6月3日 10:00

リンクをコピーしました。
韓国史上最悪の政治裁判を描く
韓国史上最悪の政治裁判を描く
(C)2024 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & PAPAS FILM & OSCAR10STUDIO. A

韓国史上最悪の政治裁判を描いた映画「幸せの国」が、「大統領暗殺裁判 16日間の真実」の邦題で8月22日から新宿武蔵野館ほか全国で公開されることが決まった。

本作は、チョ・ジョンソク(ドラマ「賢い医師生活」)、ユ・ジェミョン(「劇映画 孤独のグルメ」)、2023年12月に死去したイ・ソンギュンさん(「パラサイト 半地下の家族」)が共演したサスペンス。イ・ソンギュンさんの最期の新作となる。監督は「王になった男」のチュ・チャンミン。韓国史上最悪の裁判とも言われる大統領暗殺裁判を、弁護する者、裁かれる者、裏で操る者、それぞれの目線でドラマチックに描き出している。

軍事クーデターで政権を掌握し、独裁者と批判されるほど強大な権勢を振るった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領。そんな彼が国のナンバー2とも噂された側近の中央情報部(KCIA)部長の金載圭(キム・ジェギュ)によって、1979年10月26日に暗殺された。本作は、このセンセーショナルな事件の裁判と、10.26大統領暗殺から12.12軍事クーデターという韓国近代史の中でも大きな歴史的事件に巻き込まれた3人の男を、一部フィクションを交えて史実に基づき描いた作品だ。

厄介な事件の裁判を多く担当する弁護士会のエースである主人公のチョン・インフは、大統領暗殺事件に巻き込まれたKCIA部長の随行秘書官であるパク・テジュの弁護を引き受ける。軍人であるがためにただ一人軍法裁判にかけられ、たった一度の判決で刑が確定する彼のために、公正な裁判を求めて戦うチョン・インフだったが、後に軍事反乱を起こす巨大権力の中心である合同捜査団長チョン・サンドゥによって裁判は不正に操られていた―。

当時行われた実際の裁判でも、何度も密かに法廷へメモが届けられ「メモ裁判」と呼ばれるほど不当なものだった。また、パク・テジュのモデルとなったパク・フンジュ大佐の裁判は、被告人の中で唯一の軍人であったがために単審制が適用され、最初の公判からわずか16日後に最終判決が下されることとなり「性急裁判」と呼ばれている。

映画オリジナルのキャラクターで、勝つためには手段を選ばない主人公の弁護士チョン・インフ役をチョ・ジョンソクが。そのチョン・インフが弁護する愚直な軍人パク・テジュ役を、イ・ソンギュンさんが。そして事件の黒幕で、裁判を裏で操る合同捜査団長チョン・サンドゥ役を、ドラマ「梨泰院クラス」や「劇映画 孤独のグルメ」などで多様な演技を見せる名優ユ・ジェミョンが担っている。

なお、ユ・ジェミョンは「全斗煥(チョン・ドゥファン)」をモデルにしたこの役で、第61回百想芸術大賞映画部門の助演男優賞を受賞。壇上のスピーチで「兄弟のような、イ・ソンギュンチョ・ジョンソク、全てのスタッフや共演者たちと酒を飲み交わし、笑いながら抱き合ったあの日の夜が忘れられない。先にこの世を去った友を偲び、ともに映画を作り上げた人たちを思い返しながら、今日は幸せな夜になりそうだ」と語り、会場の涙を誘った。

チョ・ジョンソク の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る