斎藤工×永尾柚乃がニセ父娘に! マヌケな誘拐犯と天才少女の逃亡劇「誘拐の日」7月8日スタート
2025年5月30日 05:00
原作は、「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などのヒット作で知られる韓国のスタジオ「ASTORY」が2023年に製作した同名ドラマ。二転三転するスピーディーな展開と、愛を知らない天才少女と愛しか知らない不器用な誘拐犯との心の交流を描いたストーリーが話題を呼んだ。
ドラマ「下町ロケット」「半沢直樹」「愛しい嘘 優しい闇」や映画「変な家」などを手がけたヒットメーカーの丑尾健太郎が、日本オリジナルのノンストップエンターテインメントへと昇華し、映画「神様のカルテ」シリーズや「法廷遊戯」、ドラマ「星降る夜に」の深川栄洋監督が演出を担当する。
物語は、主人公・新庄政宗(斎藤)が、心臓病の娘の手術費用を確保するため、妻の発案により、裕福な病院長の娘である七瀬凛(永尾)を誘拐しようとするところからはじまる。最後まで踏ん切りがつかず逡巡するものの、電話で遠隔操作してくる妻に背中を押され、どうにか目的の院長宅近くまで来た新庄の車の前に、一人の女の子が飛び出してくる。間一髪、急ブレーキで事故を免れた次の瞬間、その少女は気を失って倒れてしまう。その女の子こそ、誘拐のターゲットである凛だった。
あっさり誘拐が成功して拍子抜けする新庄だが、目を覚ました凛は記憶喪失になっていた。新庄はとっさに自分がパパだとウソをつき、以来、“父親役”を演じるハメに。しかしその直後、凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害されてしまう。殺人容疑者となってしまった新庄は絶体絶命に陥るが、誘拐した凛は多言語を操り、博識で発想も鋭い天才児であることが判明。新庄は勝ち気でしっかり者の凛にダメ出しされながら、この状況をどうすれば抜け出せるのかアドバイスをもらうという逆転関係となる。警察はもちろん、なぜか凛を狙う正体不明の男たちにも追われ、運命共同体となった新庄と凛の一風変わった逃避行が描かれる。
俳優として数多くの話題作に出演し、映画監督としてもその手腕を発揮する斎藤は、本作で“斎藤工史上、最も間の悪い男”という新境地に挑む。斎藤は、「プライベートの僕は新庄そのもの。やっと“素”の自分を生かせるときが来ました(笑)」と語り、バディを組む永尾について「本読みの際、監督が“今回は子役のお芝居をやめましょう”と彼女に話したのですが、それに即座に対応していく“俳優・永尾柚乃”の恐ろしさたるや(笑)!」と彼女の底知れぬ表現力に舌を巻く。また、深川監督の「デフォルトを壊していく」ような斬新な演出にもワクワクしていると語り、「新しい自分が見つかる現場」「出会うべくして出会った作品」と本作への思い入れを明かした。
ドラマ「ブラッシュアップライフ」で大ブレイクした永尾は、以降、「ブラック・ジャック」「科捜研の女 season24」、映画「ゴールデンカムイ」などで活躍。本作では、多言語を自在に操り、あらゆる分野の知識も豊富で、大人の新庄の何倍も頭が切れる天才少女を演じる。永尾は「凛ちゃんは天才で、すごくしっかりしていて完璧な子。でも意外とかわいいところ、やんちゃなところがあるので、そこもみどころです」とアピール。
“ニセパパ”新庄役の斎藤とはすっかり打ち解け、「工さんは、お芝居に対してストイック! 見ていてすごく勉強になります。現場ではたくさん話しかけてくれて、とにかくやさしいです。頭のてっぺんからつま先まで、ぜんぶやさしい方です!」と全幅の信頼を寄せた。
「誘拐の日」は、7月8日よりテレビ朝日で毎週火曜午後9時から放送。斎藤と永尾のコメント全文は以下の通り。
実は、プライベートの僕は新庄そのもの。やっと“素”の自分を生かせるときが来たなと思って、今回は演じることをやめました(笑)。“変にスイッチを入れない”という姿勢で撮影に臨んでいます。
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