西野七瀬、本郷奏多らが国際短編映画祭オープニングセレモニーに出席 東宝の才能支援プロジェクト新作が完成
2025年5月28日 20:00

東宝の若手社員が立ち上げた才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」の新たな短編映画3本が完成し、5月28日に実施された国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2025」のレッドカーペットおよびオープニングセレモニーに、西野七瀬、本郷奏多らキャスト陣と監督陣、本プロジェクトの統括を務める栢木琢也プロデューサーが登壇した。あわせて、スーパーティーザー映像(https://youtu.be/NPgvm1xGT28)が公開された。

同プロジェクト初のオムニバス映画「GEMNIBUS vol.1」は2024年6月に2週間限定公開され、連日の盛況を受けて上映が延長されるなど好評を得た。新たに制作されたのは、「インフルエンサーゴースト」(出演:西野七瀬、本郷奏多 監督:西山将貴)と「顔のない街」(出演:吉田美月喜、香椎由宇 監督:村上リ子)、「ソニックビート」(出演:西垣匠、山﨑天 監督:関駿太)。


「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2025」のオープニングセレモニーに出席した栢木プロデューサーは、「“新しい才能と映画業界をもっと盛り上げたい”――そんな想いに共感してくださった監督の皆さま、そして素晴らしいキャストの方々にご参加いただき、今回、三作品が完成いたしました。今後は、世界各国の映画祭への出品を予定しており、最終的には劇場公開も想定しております。皆さまにご覧いただけるのはもう少し先になりますが、どれも非常に魅力的な作品に仕上がっておりますので、ぜひ楽しみにお待ちください」と、新たな作品を送り出す喜びと今後の展望を語った。

別所哲也が代表を務める「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2025」は、オンライングランドシアター(https://app.lifelogbox.com/shortshortsonlinegrandtheater)で6月30日まで、東京の各会場で6月11日まで開催。
「GEMSTONE Creative Label」の新作短編3作品の詳細は以下の通り。

西野七瀬、本郷奏多が出演したスタイリッシュかつクールな“クリーチャーホラー”。監督は、「ショートショートフィルムフェスティバル2021」にて短編ホラー「スマホラー!」でバーティカル部門最優秀賞を受賞し、その後も国内外の映画祭で高い評価を得てきた25歳の西山将貴。VFXは、第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」で注目を集めた同じ25歳の白組の若き才能・佐藤昭一郎が担当した。西山監督と佐藤は、高校時代にSNSを通じて出会って以来の長年のタッグとなる。
「これは――本当の私じゃない」。ある日突然、身に覚えのない罪で「炎上」したら? 日本を代表するインフルエンサー集団が、火災で命を落とす衝撃的な事件が発生。偶然居合わせた一般人の麻理(西野)はSNS上で犯人扱いをされ、世間の怒りを買う。追い詰められた彼女は、「本当の自分」を取り戻すため、火災現場に向かう。いつ、誰が、どんなタイミングで、炎上するか全く予想がつかない現代。明日のターゲットは、あなたかもしれない。これは、現代を生きる全ての人が無関係ではいられない、炎上の裏側を描く物語。

23年に集英社「少年ジャンプ+」編集部と東宝が共同開催した「東宝×ワールドメーカー短編映画コンテスト」の大賞受賞作を原作とするSFサイコロジカルホラー作品。監督・脚本は、短編映画プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」にも参加した29歳の村上リ子が担当した。主人公ミサ役を「ルックバック」で注目を集めた吉田美月喜が演じ、香椎由宇がフェイスクリニックの院長役で出演した。
舞台は近未来の日本。顔を自由に変えられる時代、同じ顔をした人々が街にあふれる社会。“ナチュラルの顔”で生きる大学生・ミサ(吉田)は、自身の鏡に謎の×マークが描かれていたことをきっかけに、不穏な違和感と不安に飲み込まれていく。やがて彼女はレイ院長(香椎)の経営する有名クリニック「レイ・フェイス・クリニック」の扉を叩き、顔を変えるという選択に向き合う。

TOHOシネマズ学生映画祭でグランプリを受賞した2001年生まれの関駿太による初の商業映画作品で、関監督が自身を主人公に重ねて描いた等身大の青春ストーリー。関監督の卒業制作「ボウルミーツガール」は、日本大学芸術学部長賞をはじめ、下北沢映画祭準グランプリ、札幌国際短編映画祭国内最優秀賞など、国内の映画祭で数々の賞を受賞した。西垣匠が劇場用映画初主演を務め、映画初出演となる山﨑天が共演した。
陸上競技大会100メートル走予選のスタートラインに立った高校陸上部員のイサオ(西垣)は、極度のプレッシャーから精神世界に閉じ込められてしまう。真っ暗な空間には、怪しい作業員とイサオの記憶を映し出すテレビデオ。陸上部イチ足が速いアキ先輩(山﨑)との思い出が走馬灯のように駆け巡る。イサオは過去の記憶と向き合い、走り出すことができるのか。
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