「ミッション:インポッシブル」最新作、2年半かけて作られた巨大セットでの潜水艦スタント! 特別映像披露&入場者プレゼント発表
2025年5月28日 11:00

2025年に日本で公開された洋画作品最高の大ヒットスタートを切った、トム・クルーズ主演のシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」(公開中)から、危険な潜水艦スタントの裏側を映した特別映像がお披露目。まだ大ヒットを記念し、5月30日から入場者プレゼントとして、「『M:I』特別ビジュアルステッカー」が配布されることもわかった。
タイトルでは、前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”が引き継がれ、さらには“ファイナル”と謳っており、「29年におよぶシリーズの最後」「イーサンの最期」など、さまざまな展開を推測させる意味深なものとなっている。前作の最後で、スパイ組織・IMFに所属するイーサン・ハント(クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開する。
本作は、5月23日~25日で観客動員53万人、興行収入8億4900万円を突破。先行上映も含む累計で、観客動員100万人、興収16億2000万円を記録した。

特別映像は、プロペラ機スタントと双璧を成す、決死の潜水艦スタントの裏側をとらえている。前作で登場した、潜水艦・セヴァストポリ。最新作でイーサンは、AI“エンティティ”を打ち負かす唯一の方法を手に入れるため、氷に包まれたベーリング海の底に沈む、この“深海の要塞”へと足を踏み入れる。
極限の閉塞感と、限られた時間内でのミッション遂行という制約から、終始息が詰まるような緊張感を醸し出す本シークエンス。クリストファー・マッカリー監督の「イーサンが潜水艦にたどり着いたとき、その一部は水浸しになっていないとしたらどうだろうか」というアイディアが、本作きっての複雑で危険なシーンの出発点となった。さらにそこに、「艦内に溜まった水の移動による潜水艦の重量変化を利用し、傾いた海底の上で艦体が転がり始める」という斬新なアイディアも加わった。
この前代未聞のビジョンを実現させるため、製作チームは前例のない挑戦に取り組むことに。それは、ヨーロッパ最大規模の水槽を用意し、そのなかに潜水艦のセットを設置するというもの。深さ32フィート、直径108フィート、容量900万リットルという巨大な水槽の製造には3カ月を要し、水を満タンにするだけでも15日がかかるほどの大規模設計となった。
本セット全体となると、水槽、潜水艦、そして潜水艦を回転させるジンバルの完成まで、2年半もの歳月が費やされた。マッカリー監督は、「この潜水艦は、『ミッション:インポッシブル』のシリーズの歴史で最も素晴らしいセットとなった」と語る。このアイディアは、前作の段階ですでに芽生えていたようで、長期的なビジョンと綿密な計画が、壮大なスペクタクルを可能にしたのだ。
クルーズは本シーンのために、1時間15分もの長時間水中撮影に挑戦。低酸素症のリスクと闘いながら行われる撮影は、肉体的に過酷だったが、最高のパフォーマンスを追求し続けた。クルーズの「実際に水中に入らないと、ストーリーをプッシュすることができない」という言葉からは、俳優としての真摯でストイックな姿勢と、本シリーズへの並々ならぬ情熱を感じられる。
なお、水中で撮影を行うとなると、当然コミュニケーションの壁にぶち当たる。しかし「ミッション」チームは、本シーンをスムーズに進行するため、そしてクルーズおよびスタッフの安全を考慮し、特殊な手信号を開発。こうした努力の積み重ねが、観客を作品に没入させる、圧巻のアクションシーンを生み出している。

また大ヒットを記念した入場者プレゼント「『M:I』特別ビジュアルステッカー」(数量限定、なくなり次第終了)は、シリーズタイトル「M:I」の「I」を、プロペラ機で表現。しかも機体をよく見ると、映画同様、振り落とされまいと必死にしがみつくトムの姿があり、遊び心のあるデザインとなっている。
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.

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