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「アベンジャーズ」新作2本、全米公開を26年12月&27年12月に変更

2025年5月23日 15:00

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ロバート・ダウニー・Jr.
ロバート・ダウニー・Jr.
Photo by Jesse Grant/Getty Images for Disney

ウォルト・ディズニーが、マーベル・スタジオの大作「アベンジャーズ ドゥームズデイ(原題)」と「アベンジャーズ シークレット・ウォーズ(原題)」の全米公開を大幅に延期すると発表した。「ドゥームズデイ」は2026年5月1日から同年12月18日へ約7カ月、続編「シークレット・ウォーズ」も2027年5月7日から同年12月17日へとそれぞれ変更される。

延期の背景には、ディズニーのロバート・アイガーCEOが投資家向け説明会で明かした戦略転換がある。同CEOは「マーベル・スタジオは大作映画とディズニープラスシリーズを作りすぎて、少し焦点を失っていた」と率直に反省を述べ、「統合を図り、マーベルが映画により集中することで、より良い品質につながると信じている」と語った。

この発言は、ファンの間で長らく懸念されていた「マーベル疲れ」への配慮を示すものとして注目を集めている。実際、ディズニーは複数の「未発表マーベル作品」をスケジュールから削除し、選択と集中を明確に打ち出している。

今回の延期により、両作品は12月の年末商戦期での公開となる。この時期は2021年の「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」が世界累計興収19億ドルの大ヒットを記録した実績があり、戦略的な意味合いが大きい。

この決定で、26年に劇場公開されるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品は「ドゥームズデイ」とソニーの「スパイダーマン ブランニューデイ(原題)」のみとなる。7月25日公開の「ファンタスティック4 ファースト・ステップス」から26年7月31日の次期スパイダーマン作品まで1年以上の空白期間が生まれ、これはコロナ禍以降最大の間隔となる。

マーベル・スタジオにとって追い風となっているのは、最近の作品群への好評価だ。現在公開中の「サンダーボルツ*」は高い評価を受けており、「ファンタスティック4」への期待も高まっている。

延期となった両作品は、ロバート・ダウニー・Jr.が悪役ドクター・ドゥームとして電撃復帰することで大きな話題となっている。「サンダーボルツ*」や「ファンタスティック4」のキャラクターに加え、パトリック・スチュワートイアン・マッケランといった「X-MEN」シリーズからの復帰組も参戦する大規模なクロスオーバー作品として企画されている。

延期発表と同時に、マーベル・スタジオは28年の2月18日、5月5日、11月10日に「未発表マーベル作品」の枠を残しており、長期的な展開への布石も打っている。量産から質重視への転換により、MCUは新たな局面を迎えることになりそうだ。

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