「トイ・ストーリー5」、米人気司会者が新キャラに抜てき
2025年5月21日 11:00

「トイ・ストーリー」シリーズの最新作となる「トイ・ストーリー5」に、新キャラクター「スマーティ・パンツ」が登場することが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
この発表はディズニーのライセンシング・エキスポで行われ、声を担当する米人気コメディアン、コナン・オブライエン自身もInstagramで報告。「自分が出演できるなんて信じられない」と喜びを表現。さらに「自分の役はウッディやバズよりも優れた、最高のキャラクターだ」と冗談めかして述べている。
「トイ・ストーリー5」の詳細はまだ明かされていないが、現代の子どもたちの生活を反映し、おもちゃたちがスマートフォンと存在感を競う物語になると伝えられている。
本作は「ファインディング・ニモ」シリーズで高い評価を得たアンドリュー・スタントン監督がメガホンをとり、マッケナ・ハリスが共同監督を務める。製作はジェシカ・チョイが担当。シリーズの顔として親しまれるトム・ハンクス(ウッディ役)とティム・アレン(バズ・ライトイヤー役)も続投が決定している。

オブライエンは日本での知名度こそ高くないが、米国では長年にわたり深夜のトーク番組のホストとして活躍。「サタデー・ナイト・ライブ」や「ザ・シンプソンズ」の脚本家としてキャリアをスタートさせた後、「レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン」などの番組を担当してきた。今年3月に第97回アカデミー賞の司会を務め高い評価を得て、2026年の第98回アカデミー賞でも続投が決定している。
「トイ・ストーリー5」の製作は2023年2月、ディズニーのボブ・アイガーCEOによって発表された。これはスピンオフ作品「バズ・ライトイヤー」の興行成績が期待を下回ったことを受けての決断だったとされる。
バズ役のアレンは昨年末のインタビューで「非常に非常に賢い脚本だ。彼らがこれほど素晴らしい脚本を用意していなければ、この映画は作られなかっただろうし、トム(・ハンクス)と私が呼ばれることもなかっただろう。本当に賢い内容だ」と新作への高い期待を語っている。
ピクサーは「インサイド・ヘッド2」の大ヒットを受けて、現在勢いに乗っている。次回作「星つなぎのエリオ」は2025年8月1日に劇場公開。そして「トイ・ストーリー5」は2026年6月19日に全米公開される予定だ。
関連ニュース





