若手クリエイター発掘する「第17回京都映画企画市」開催決定&企画募集スタート
2025年5月17日 10:00

第17回となる「京都映画企画市 Kyoto Film Pitching」が、10月上旬に京都市内で開催されることが決定し、時代劇・歴史劇ジャンルの企画の募集がスタートした。
「京都映画企画市」は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かして、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。主催は特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO)と京都府。
応募者の中から数名を選出し、現役のプロデューサー等への映画企画の相談会も実施。優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利が付与される。パイロット版映像制作は京都での撮影、東映京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作が行われる。
第16回の映画企画コンテストは、昨年10月5日にハートピア京都で開催され、犬童一心監督、東映の須藤泰司プロデューサーらによる厳正な審査の結果、栗本慎介監督、島村隆脚本の企画「引かれ者の小唄」が優秀映画企画に決定した。同企画は、訳ありの引かれ者(裸馬に乗せられ刑場へ引かれていく重罪人)と彼を護送する役人の奇妙な交流を描く新しい“バディ時代劇”。立場も性格も正反対の男たちが、目的地までの道中で互いに矜持をぶつけ合い、次第に奇妙な関係に築いていくという心揺さぶるヒューマンドラマ。
第14回の映画企画コンテスト会場でパイロット版が上映された、蔦哲一朗監督による2016年度優秀映画企画「黒の牛」は、歴代パイロット版から初めて長編化が実現。日本、アメリカ、台湾の国際共同製作で、徳島県と台湾にて35ミリフィルムで撮影。主演に台湾の名優リー・カーション、共演に田中泯、美術に部谷京子を迎えるなど国際色豊かなキャスト、スタッフが集結して完成した(2026年1月公開予定)。今年4月に開催された第49回香港国際映画祭で最優秀作品賞を受賞したのに続き、第26回全州国際映画祭でNETPAC賞を受賞している。
企画募集概要および応募方法は公式サイト(https://kyotofilmpitching.jp/application/)を参照。企画募集締切は7月15日(必着)。
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