ホン・ギョン×ノ・ユンソ×元「IZ*ONE」キム・ミンジュが紡ぐ初恋ストーリー　「君の声を聴かせて」9月26日公開

2025年5月16日 08:00

ホン・ギョン、ノ・ユンソ、元「IZ*ONE」のキム・ミンジュが共演した「Hear Me : Our Summer（英題）」が、「君の声を聴かせて」の邦題で9月26日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開されることが決定し、超特報がお披露目された。

本作は、台湾の恋愛映画「聴説」（09）をリメイクしたもの。オリジナル作品の「聴説」は、主人公の男女が手話によって愛を育んでいくピュアな初恋物語が描かれ、韓国で大ヒットを記録。韓国における台湾恋愛映画の地位を確立した。

「エンドレス　繰り返される悪夢」のチョ・ソンホ監督のメガホンでリメイクされた「君の声を聴かせて」は、2024年に釜山国際映画祭の「Korean Cinema Today」部門招待作品として特別公開され、「心が温かくなる映画」「ときめきを感じたい人は見て」「俳優たちの初々しさに癒やされる」など好評を博した。一般公開後は、観客動員数初登場第1位を達成し、公開月の興行成績1位を獲得した。

主人公ヨンジュンを演じたのは、ドラマ「弱いヒーロー Class1」「D.P. 脱走兵追跡官」「悪鬼」や、映画「コメント部隊」などで注目を集めたホン・ギョン。ヨンジュンが恋に落ちるもう一人の主人公ヨルム役は、ドラマ「イルタ・スキャンダル　恋は特訓コースで」「私たちのブルース」のノ・ユンソが務め、本作で第61回百想芸術大賞映画部門新人演技賞を受賞し、手話で感謝のスピーチをする姿が話題となった。さらに、ヨルムの妹ガウル役で、元「IZ*ONE」のキム・ミンジュが商業映画デビューを果たした。

大学を卒業したもののやりたいことが見つからず、就職する気になれないヨンジュン（ホン・ギョン）は、しかたなく両親が営む弁当屋の配達を手伝うことになる。配達先のプールで手話を使って話すヨルム（ノ・ユンソ）に出会い、一目惚れしたヨンジュンは、大学時代に習った手話を駆使してなんとかヨルムに近づこうとする。しかし、ヨルムは聴覚障がい者の水泳グループに所属し、オリンピックを目指す妹ガウル（キム・ミンジュ）の夢を叶えるため、忙しい毎日を送っていた。

本作はフレッシュな若手スターの共演に加えて、通常のラブストーリーとは異なる方法で描かれるコミュニケーションも話題に。聴覚障がい者が登場することから、会話の大部分は手話によって繰り広げられ、口で喋るセリフは極端に減らされている。「言葉」でなく「心」で通じていると感じられる繊細な物語が、大きな感動と癒やしを与えてくれる。

超特報では、「君の声を聴きたくて、僕は君を追いかけた」というナレーションとともに、プールサイドを歩くヨルムから目が離せない様子のヨンジュンの姿が描かれ、ピュアな初恋を育むヨンジュンとヨルムの眩しいくらい爽やかな青春が映し出される。