トム・クルーズ、カンヌ国際映画祭に華やかに降臨! 「カンヌでこのような瞬間を迎えることができるなんて夢にも思わなかった」
2025年5月16日 14:30

トム・クルーズが主演作「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」を引っさげ、同シリーズとしては初めて、第78回カンヌ国際映画祭に登場。5月14日(現地時間)に行われたレッドカーペットへの参加後、アウト・オブ・コンペティション部門でのプレミア上映に登壇した。
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.クルーズがカンヌ国際映画祭に出席するのは、「トップガン マーヴェリック」に続き3回目。レッドカーペットには、大勢のファンとマスコミが駆けつけた。大空の下、クルーズはクラシカルなタキシードに、自身のトレードマークであるティアドロップ型のサングラスをかけて姿を見せた。そして、シックなスーツ姿のクリストファー・マッカリー監督、ブローチをあしらったキュートなジャケットを着たサイモン・ペッグ(ベンジー役)が続く。
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.さらには、鮮やかな赤が目を引くボリューム感のあるドレスをまとったヘイリー・アトウェル(グレース役)、大胆でゴージャスなドレス姿のポム・クレメンティエフ(パリス役)、黒と白を基調とした上品でスタイリッシュなウェアに身を包んだグレッグ・ターザン・デイビス(ドガ役)も次々と登場し、会場からは割れんばかりの大きな歓声が沸き起こった。キャスト陣は、多くのファンとのサインや自撮りに快く応じ、またもや神対応を見せかと思いきや、マッカリー監督の呼びかけでグループセルフィーも行われ、チームの仲の良さが見てとれる場面も。さらに、プレミア上映会場に向かう階段の途中では、40人編成のオーケストラが本作のテーマソングを生演奏。歴史ある映画祭らしいクラシカルな演出も光り、大盛況となった。
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.最高潮の盛り上がりのなか、満を持して行われたプレミア上映の終了後には、惜しみない拍手とともに、5分間にもおよぶスタンディングオベーションが巻き起こった。大歓声を受け、マッカリー監督は「この反応が、私たちが映画を作る理由です。観客の皆さんがいるから我々はやっている。大きなスクリーンでの体験こそが、私たちがこの映画を作る理由なのです」と熱弁。登壇陣と抱擁を交わしたクルーズは、「僕が子どもの頃は、カンヌでこのような瞬間を迎えることができるなんて夢にも思わなかった。30年間、『ミッション:インポッシブル』シリーズで皆さんを楽しませることができて本当に感謝しています」と、シリーズの軌跡を噛みしめながら、感無量の様子だった。
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.さらにクルーズは、マッカリー監督のマスタークラスにもサプライズ登壇。「僕はいつも未知の世界に遭遇することを恐れないし、その感覚が好きなんだ」と、命知らずのスタントに挑むにあたっての心構えを語った。シリーズを追うごとに迫力や衝撃が更新されるスタントは、最新作でも健在。縦横無尽に飛び回る小型飛行機と格闘する空中スタントや、決死の覚悟で挑んだ潜水スタントなど、クルーズにしかなしえないアクションシーンの数々が実現している。
最新作のタイトルでは、前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”が引き継がれ、さらには“ファイナル”と謳っており、「29年におよぶシリーズの最後」「イーサンの最期」など、さまざまな展開を推測させる意味深なものとなっている。前作の最後で、スパイ組織・IMFに所属するイーサン・ハント(クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開する。
「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」は、5月17日からの先行上映を経て、同23日に公開される。
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