まさかの続編「アフリカン・カンフー・ナチス2」公開決定! ロボヒトラーが再び世界征服計画⁉ 新たな日本人キャラも!
2025年5月14日 18:00
(C)SEBASTIAN STEIN ALL RIGHTS RESERVEDネットで話題沸騰し、Amazonでの限定配信からまさかの劇場公開を果たしたガーナ、ドイツ、日本の合作映画「アフリカン・カンフー・ナチス」の続編となる「アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー」が、7月26日から東京・渋谷のシアター・イメージ・フォーラムほかにて公開が決定した。併せてティザービジュアルと場面写真が披露された。
第2次世界大戦後、実は生き延びていたヒトラーと東條英機が、連合軍の手をかいくぐり、逃亡先のガーナで現地の人々を制圧。世界征服のための最強武闘会を開催する。日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタインが、溢れる情熱と発想だけを手にアフリカへ乗り込み、“ガーナのジョージ・ルーカス”ことニンジャマンとタッグを組み完成させた奇想天外な第1作は、公開後、熱狂的なファンを生み出した。その熱烈な後押しを受け、監督自身ですら予期していなかった続編の製作が実現した。
(C)SEBASTIAN STEIN ALL RIGHTS RESERVED監督を務めるのは前作に引き続き、スタイン。今回も監督・脚本・編集・そしてヒトラー役での出演と主要な役割を一手に引き受け、完全自主映画として続編を企画。しかし、早々に資金不足の壁にぶち当たってしまい、クラウドファンディングを実施。するとわずか数時間で目標額を達成。またもアフリカへ渡り、ニンジャマン監督をはじめ現地スタッフとの続編撮影を実現させてしまった。そしてクラウドファンディング出資者を招き、昨年10月に阿佐ヶ谷ロフトAで行われた完成披露試写会は立ち見が出るほどの大盛況に。この盛り上がりを受けて、劇場公開が決定した。
(C)SEBASTIAN STEIN ALL RIGHTS RESERVEDだが本作完成までの道のりは困難を極めた。スタイン監督が用意した脚本では、前作の主人公アデーが引き続き主役となるはずだったが、撮影直前でアデー役の俳優との出演交渉が決裂し、脚本を全面的に変更する羽目に。急遽「アデーの弟:アドー」を主人公としたストーリーを作り上げ、新たな主演俳優を探すことになった。
白羽の矢が立ったのは、驚異的な身体能力とヒーローの風格を兼ね備えたジョージ・アバイエ。撮影わずか1週間前での飛び入り参加にも関わらず、圧倒的なオーラとガーナ人離れした熱心な役作りでニューヒーローを演じ、スタイン監督を「本物のスターだ!」と驚かせた。他にも、前作のヒロイン・エヴァや、ガーナの高倉健ことアンドリュース・メンサーが演じるカンフーの達人スティーヴン・ダックス師範、ガーナのヴァン・ダムことウォーカー・ベントル・ボアテングが演じる主人公の相棒セクティンら、個性豊かなキャラクターたちが集結。さらに、前作の東條英機に続く新たな日本人キャラとして、在ガーナ日本大使「雷電(らいでん)」が誕生。相撲パフォーマーとして世界で活躍する元大相撲力士ごっちゃんこがパワフルに演じる。
(C)SEBASTIAN STEIN ALL RIGHTS RESERVED今回のは最大の目玉は「ロボトラー」と呼ばれる巨大ロボット・ヒトラー。前作で死んだはずのヒトラーが殺人マシーンと化し、再びガーナから世界征服を狙う。奇想天外な造形の着ぐるみを使ったロボトラーの特撮バトルシーンは、愛すべき手作り感満載。カンフー映画スピリットを継承し、様々な名作へオマージュを捧げながらも、政治、差別や格差問題、過度なSNS社会に至るまで、世界中のあらゆるモヤモヤをエンタメと笑いに変えてぶっ飛ばす“アフカンワールド”が続編でさらにパワーアップする。
ティザービジュアルは、ナチスの科学力が遺憾なく発揮された(?)新兵器「ロボトラー」が、全身が収まりきらないほど大きく収まっている。一体どこがアフリカで、どこがカンフーなのか、無数の「?」が頭をよぎり、本編の奇想天外な仕上がりに期待が高まるビジュアルとなっている。
場面写真は、ロボトラーの目からビームが飛び出す模様や、新ヒーローのアドーがカンフーポーズを取る姿、在ガーナ日本大使「雷電」の姿などを確認できる。
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