パディントンを演じ続けるベン・ウィショー、“クマ化”してアフレコに挑む!? 6分以上のインタビュー映像披露
2025年5月7日 10:00

大ヒット映画シリーズ最新作「パディントン 消えた黄金郷の秘密」から、シリーズ3作品を通してオリジナル版のパディントンの声を務めたベン・ウィショーの、6分以上にわたるロングインタビュー映像がお披露目。ウィショーは“クマ化”しながら挑んでいるというアフレコの裏話を明かした。
ロンドンで暮らすクマのパディントンのもとに、故郷から一通の手紙が届く。ペルーの“老グマホーム”で暮らす育ての親・ルーシーおばさんの元気がないという。そこでパディントンは、ブラウン一家とペルーへ家族旅行に出るが、おばさんは眼鏡と腕輪を残して失踪していた。一行はおばさんを探すため、残された地図を手がかりに、インカの黄金郷があるというジャングルの奥地へと冒険の旅に出るが、都会暮らしで野生の勘を失ったパディントンは大ピンチに陥る。
7年ぶり、シリーズ第3作となる新作では、舞台をロンドンからペルーに移し、これまでにないアドベンチャーや知られざるパディントンのルーツが明かされる。インタビュー映像でウィショーは、「台本は本当に素晴らしいと感じたよ。本作でパディントンはしっかりとした明確な目的を持っている。もちろん前の2作もそうだったけど、本作ではますますパディントンの身に危険が降りかかるんだ。とても興奮したし楽しかった、それに感動的だったね」と、開口一番に、作品の出来栄えへの自信をのぞかせる。
柔らかく優しげな声が、驚くほどパディントンにマッチするウィショー。その徹底した役づくりについて、「変わった工程のなかで不思議なことが起こるんだ。声だけでなく体を使って演技をしていくうちに、周りの人の姿が見えなくなる。でもそうすることで演技に集中できるんだ。クマの動きを想像して細かい体重移動を考える。注意を向ける方向なんかも、ものすごく複雑な作業なんだ」と、パディントンと一心同体となって収録に挑んでいると語る。パディントンが困惑したときや驚くときの、かすかに聞こえる息遣いですら演じきるウィショーだからこそ、パディントンという存在がリアルに感じられるのだ。
最後にパディントンが世代を超えて愛される理由について、ウィショーは、「パディントンは喜びや、前向きさ、優しさにあふれ、たとえ落ち込んでもすぐに元気になるんだ。このシリーズにはそんな精神が込められている。違いを認め合い、互いに思いやりと尊敬を持つ。人生の喜びと楽しみもね。とても価値のある作品だと思っている」と、パディントンへの熱い愛と、作品が伝える深いメッセージを伝えた。
「パディントン 消えた黄金郷の秘密」は、5月9日から全国公開。
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