「サンダーボルツ*」92%の高評価! MCUに光明
2025年5月1日 19:00

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作「サンダーボルツ*」が映画評論サイトRotten Tomatoesで92%という高評価を獲得し、権威ある「Certified Fresh(認定フレッシュ)」の称号を手にした。この快挙は、MCUシリーズに新たな息吹をもたらす可能性を示している。
本作は2021年公開の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(93%)以来の高評価となり、MCUにとって28本目の「認定フレッシュ」作品となった。
「サンダーボルツ*」は、MCUの各作品で悪役やならず者として登場した6人のキャラクターがチームを結成し、世界の脅威に立ち向かう姿を描いたアクションエンタテインメント。イェレナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)、バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)、レッド・ガーディアン(デビッド・ハーバー)、ゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)といった個性的なキャラクターたちが一堂に会する。
批評家たちは本作の鍵となる要素として、主演のフローレンス・ピューとルイス・プルマンの演技を高く評価している。「数年ぶりに最高のマーベル映画」「メンタルヘルスを描いた感動的なストーリー」と称賛する声が多く、「A24的な異質なセンス」と「アベンジャーズ的壮大なスケール感」を融合させた革命的な作品と評されている。
監督を務めるのは「ペーパータウン」やテレビシリーズ「BEEF ビーフ」で知られるジェイク・シュライアー。クリエイター陣には「A24」作品で名を馳せた人材が集結しており、「ヘレディタリー 継承」「ミナリ」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」などに参加したスタッフが名を連ねている。
近年、MCUは「マーベル疲れ」とも呼ばれる現象に直面してきた。米国で行われた調査によると、アメリカのMCUファンの3人のうち1人に「疲れ」を感じているという結果が出ていた。
そんななかで公開された「サンダーボルツ*」は、「マーベルが帰ってきた」との評価を受け、MCUファンのみならず、マーベル映画から離れていた層の再獲得も期待されている。本作の後には「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」(7月25日公開)が控えており、重要な位置づけの作品となりそうだ。日本では5月2日から全国で公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレ厳禁の超一級サスペンス】全感覚を研ぎ澄ませろ――スパイによる究極のスパイ狩り
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です
【ラスト5分の余韻が、あなたの生涯に影響する】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント