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被爆者救護にあたった少女たちの物語「長崎 閃光の影で」主題歌は福山雅治プロデュース 予告編&南果歩、美輪明宏ら追加キャストも発表

2025年4月25日 07:00

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新場面写真
新場面写真
©2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会

1945年、原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの“青春”を描く映画「長崎 閃光の影で」の主題歌、予告編、場面写真、追加キャストが発表された。長崎出身のアーティスト福山雅治が2014年に発表した自身の楽曲を本作のために新たにアレンジし、メインキャストの菊池日菜子小野花梨川床明日香が歌唱する「クスノキ 閃光の影でver.(仮)」が主題歌となる。

本作は、原爆被爆者を救護した日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記「閃光の影で 原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記」をもとに脚本を執筆。脚色を加えて、3人の10代の少女たちを主人公に、“青春”を一瞬にして奪われ、残酷な現実にとってかわられながらも、懸命に生き、命と向き合うことを諦めなかった看護学生の視点で、原爆投下当日から1カ月間の救護活動の日々を克明に描き出す。

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空襲による休校のため、長崎に帰郷してきた看護学生のスミ、アツ子、ミサヲ。1945年8月9日11時2分、長崎市に原爆が落とされたことで、家族や恋人と過ごす彼女たちの日常は一変する。地獄絵図と化した街で、救える命より葬る命の方が多くても、彼女たちは未熟ながら看護学生として、人として使命を全うしようとする。

予告編は、そんな3人が故郷での過ごし方を笑顔で語り合う穏やかな場面で幕を開ける。戦時下ながらも、それぞれに平穏なひとときを過ごしていた3人。しかし、8月9日午前11時2分、原子爆弾が投下された長崎市街は、一瞬にして廃墟と化す。その中で未熟ながらも看護学生として救護活動に取り組もうとするが、彼女たちの眼前に広がっていたのは、筆舌に尽くしがたい非情な現実だった。医療態勢もままならない状況下、救護にあたるものの、多くの人達が次々と命を落としていくのを目の当たりにし、3人は押し殺していた気持ちを徐々に抑えきれなくなる――。

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長崎原爆投下の前日を描いた黒木和雄監督の名作 「TOMORROW 明日」で三姉妹の次女・三浦ヤエを演じた南果歩が、同作から30年以上の時を経て原爆投下後の長崎を描く本作では、ひとりの少女の人生の道しるべとなるような温かさで、強い印象を残す。

また、本作の原案である「閃光の影で―原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記―」に体験を寄せた元看護学生のひとりで、15歳の時に被爆者救護に尽力し、同書に手記を寄せた唯一の生存者山下フジヱさんが特別出演する。そして、その山下さんの思いを語りとして声で体現するのは、美輪明宏。そのほか水崎綾女渡辺大田中偉登加藤雅也有森也実萩原聖人利重剛池田秀一ら幅広い年代の俳優が集結し、物語に深みを与える。

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長崎出身で被爆3世である松本准平監督からの「祖父たちの被爆体験を受け継ぎ平和を次世代に伝えるべく、映画のエンディングを飾る主題歌を福山雅治さんに担当していただきたい」というオファーに、福山が応え、2014年に発表した自身の楽曲を本作のために新たにアレンジ。

楽曲「クスノキ」は、爆心地から800メートルの地点で被爆し一時は枯死寸前となりながらも、驚異の生命力で今もなおたくましく生き続ける山王神社(長崎市)の“被爆クスノキ”が題材になっている。主題歌、福山がプロデュース・ディレクションを行い、菊池、小野、川床のレコーディングを敢行。また、使用楽器も明治期に製造され、第1次及び第2次世界大戦の戦火を乗り越えて生き続けるビンテージオルガンを用いて、新たにレコーディングが行われた。

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福山は2020年より被爆クスノキの存在を未来へつなぐため、総合プロデューサーとして長崎市と共に「クスノキプロジェクト」を立ち上げ、被爆樹木の保全や苗木の育成、平和学習の支援などを通じて、命の逞しさと平和の尊さを伝える活動にも尽力している。映画は7月25日から長崎先行公開、8月1日全国公開。

福山雅治コメント
このたび、「長崎 閃光の影で」主題歌のプロデュース・ディレクションを担当させていただき、大変光栄に思います。
レコーディングでは、スミ、アツ子、ミサヲとしてそれぞれ当時の役を生きた菊池さん、小野さん、川床さんの三人にしか表現できない「生命の叫び」をレコーディングすることができました。
映画の中では多くの命が失われますが、作品の最後に「命の目撃者、魂の代弁者」である彼女たちの歌声が響くことで、「魂は奪われない」というメッセージに昇華されたと感じました。

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