第98回アカデミー賞のスケジュールと新ルール発表
2025年4月23日 11:00

アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、2026年に開催される第98回アカデミー賞のスケジュールと新たな投票ルールを発表した。
最も画期的な変更点は、アカデミー会員が各カテゴリーのノミネート作品すべてを必ず視聴することが初めて明文化された点だ。これまで暗黙の了解とされてきたこの規則が正式化されることで、より公正で見識に基づいた受賞者選定が実現する見込みだ。
2026年から新設される「キャスティング賞」では、革新的な選考プロセス「ベイクオフ」が導入される。予備投票で選ばれた10作品のショートリストから、5分間の作品リール上映とキャスティングディレクターによるQ&Aセッションを通じて最終ノミネートが決定される仕組みだ。
テクノロジーの進化を反映し、生成AIなどのデジタルツール活用に関する規定も初めて明文化された。アカデミーは「創造的著作権の中心に人間がいたかどうか」を評価基準とし、技術革新と芸術性の両立を目指す姿勢を示している。
重要日程としては、予備投票が12月8日から12日まで実施され、ショートリスト発表(12月16日)、ノミネート投票(26年1月12日〜16日)、ノミネート発表(1月22日)、最終投票(2月26日〜3月5日)と続く。
重要なスケジュールとして予備投票は12月8日から12日まで実施され、ショートリスト発表は12月16日に行われる。ノミネート投票期間は2026年1月12日から16日まで、ノミネート発表は1月22日、最終投票は2月26日から3月5日(授賞式の10日前)までとなっている。
司会には第97回で好評を博したコナン・オブライエンが続投。制作陣もラジ・カプーアとケイティ・マランが3年連続で総合プロデューサーを、ジェフ・ロスとマイク・スウィーニーが2年連続でプロデューサーを務める安定した布陣となる。
第98回アカデミー賞授賞式は2026年3月15日(現地時間)に実施される。
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