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ファンの絆をつないできたC-3PO役、アンソニー・ダニエルズに万雷の拍手! 目を潤ませ「皆さんのおかげで、新しい未来がひらけた」【スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025】

2025年4月20日 16:40

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アンソニー・ダニエルズが語る、C-3POの1番最初の感情表現とは?
アンソニー・ダニエルズが語る、C-3POの1番最初の感情表現とは?

世界中の「スター・ウォーズ」ファンが集結する「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」最終日となる4月20日、ステージイベント「『スター・ウォーズ』の伝説的な相棒たち」が開催された。アンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)、アーメッド・ベスト(ジャー・ジャー・ビンクス役)、アラン・テュディック(K-2SO役)、アシュリー・エクスタイン(アソーカ・タノ役の声優)という、印象的な“相棒”を演じてきた豪華キャスト陣が登壇し、エクスタインがMCを務めた。

アンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)
アンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)

R2-D2とコンビを組むC-3PO役のダニエルズは冒頭で、「『スター・ウォーズ』で、最もセリフが多いキャラクターを知っていますか? 私(C-3PO)なんですよ。なので、相棒といわれても……(笑)」とジョークを飛ばしつつ、「相棒は、演じていて楽しいです」と笑顔を浮かべる。テュディックは、「この熱気が、どこからでも感じられます。稲妻のようです。会場が揺れています」と、ファンたちの熱量に興奮を隠せない様子だった。

アラン・テュディック(K-2SO役)
アラン・テュディック(K-2SO役)

それぞれが演じた“相棒”たちは、コミカルでありながらもドラマティックで、感情を掻き立てる役割を担っている。本シリーズで、そうした感情表現を構築したダニエルズは、「旧三部作でオビ=ワン・ケノービがデス・スターで命を落とし、ミレニアム・ファルコンを見るC-3POは本当に悲しそうなんですよね。セリフはないんですよ、無言です。これがやっぱり、最初の感情表現だったんじゃないでしょうか」と語る。さらに、新三部作でも、アナキン・スカイウォーカーが自分自身をダークサイドに落としていくところを目の当たりにするC-3POの悲しみの表現にも言及していた。

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表情の見えない感情表現において、大きな役割を果たしているのは、彼ら自身の“声”だ。ダニエルズは、「ジョージ・ルーカスは当初、私の声を使うとは思っていなかったかもしれません。私は宇宙船の声というか、ちょっと軋んだような変な声の出し方を、家で練習してみたんです」と、裏話を明かす。撮影当日は、ロボットスーツの状態が良くなかったようで、それで緊張した声を出したところ、それがC-3POの声として採用されたそう。ダニエルズは「重要な瞬間でした」と、振り返っていた。さらに登壇陣は、C-3POのフラストレーションや怒りの表現にも、賛辞をおくっていた。

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テュディックが演じたK-2SOは、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」に登場し、「スター・ウォーズ キャシアン・アンドー」シーズン2での再登場が話題を集めているキャラクター。キャシアンによって反乱軍用に再プログラムされた元帝国軍の警備ドロイドで、キャシアンとの名コンビぶりが人気を集めている。

テュディックはK-2SO役に決定したとき、ダニエルズやベストら、“レジェンド”たちの偉大な功績に「すごく緊張していました」と明かす。「ダニエルズさんがお手本になって、しっかり歩んでいきたいと思ったんです」「C-3POの過去の演技を見て、ドロイドでも感情的に演技できるんだと分かりました」と、ダニエルズへの大きなリスペクトを伝えていた。

アーメッド・ベスト(ジャー・ジャー・ビンクス役)
アーメッド・ベスト(ジャー・ジャー・ビンクス役)
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声での演技について問われ、新三部作に登場する惑星ナブーの種族・グンガンのひとりで、クワイ=ガン・ジン、パドメ・アミダラらと協力するジャー・ジャー・ビンクス役のベストは、「もともとはほかの役者が採用されていて、私はモーションキャプチャーのための役者だったのですが……。ジョージから『声を出してみてくれ』と言われて、6種類の声を録音してもらいました。そのなかでジャー・ジャーの声になったのは、私が幼いいとこたちに話すときに使っていた面白い声で、ジョージは『その声が良いね』と言ってくれたんです」といい、会場の笑いを誘った。

さらにベストは、役が正式決定する前に、原稿の読み合わせで、ナタリー・ポートマンユアン・マクレガーリーアム・ニーソンらと会い、かなりの緊張に襲われたそう。しかし、そこで「やるっきゃない!」と決意し、ルーカスが絶賛していた「面白い声」で読み合わせを進め、無事にジャー・ジャー・ビンクス役を勝ちとったというエピソードを披露していた。さらにコミカルな動きについては、もともと武道家を目指していたこともあり、ジャッキー・チェンブルース・リー、そしてルーカスも好きだというバスター・キートンにインスピレーションを受けたと明かしていた。

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ベストは「モーションキャプチャーは、単に体の動きをとらえるだけではなく、役者が体で表現することが根本にあります。それが、キャラクターに息を吹き込むということなんです。このアンソニーが、そうしたことを始めた伝説です!」と、改めてダニエルズを讃える。

「スター・ウォーズ」のアンバサダーとして、50年近くにわたり、ファンの絆をつないできたダニエルズ。エクスタインの声に合わせ、会場に集まったファンたちが総立ちになり、万雷の拍手をおくると、目を潤ませたダニエルズは、「本当にありがとうございます。皆さん、よくご存知だと思いますが、最初の作品にはなかなか予算がかけられなかったんです。ですから、皆さんのおかげで、新しい未来がひらけたわけです」「ファンの方からしっかりと力をもらって、私は進んでくることができました。演技は簡単な仕事ではありませんが、価値を与えてくれるのが皆さんなのです」と、感謝を伝えていた。

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