「ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング」がカンヌ映画祭でワールドプレミア
2025年4月10日 10:00
トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ最新作「ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング」が、カンヌ国際映画祭で世界初公開されることが正式決定した。
5月14日に予定されるコンペティション部門外の特別上映には、クルーズをはじめ、監督のクリストファー・マッカリー、そして豪華キャスト陣が勢揃いする予定だ。
今回でクルーズのカンヌ訪問は3度目。1992年にロン・ハワード監督の「遥かなる大地へ」で初参加を果たし、2022年には「トップガン マーヴェリック」でレッドカーペットを歩いた際には名誉パルムドールを受賞。さらに映画祭参加者向けの特別マスタークラスも開催し、業界関係者から熱い注目を集めた。カンヌでの華々しいお披露目後、「トップガン マーヴェリック」は世界興行収入14.5億ドルという記録的大ヒットを達成。カンヌ効果の威力を証明した形となった。
「ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング」はシリーズ8作目。マッカリー監督は前作「ミッション：インポッシブル デッドレコニング PART ONE」に引き続き指揮を執る。シリーズお馴染みのヘイリー・アトウェル、ビング・レイムス、サイモン・ペッグらに加え、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、ヘンリー・カーニー、マリエラ・ガリガ、アンジェラ・バセットといった実力派俳優陣が集結している。
ストーリーは前作から2カ月後の世界が舞台。イーサン・ハント（クルーズ）はAIの「エンティティ」という史上最強の敵に立ち向かう。公開された予告編からは、政府に拘束されたイーサンが宿敵ガブリエルから「お前の秘密も暴かれる」と告げられる緊迫のシーンが映し出されている。これまでベールに包まれていたイーサンの過去と誰も知らなかった秘密が、世界の危機を救う鍵となる展開が予感させる。
「ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング」はフランスで5月21日、米国と日本では5月23日に同時公開される。5月13日から24日まで開催されるカンヌ映画祭では、本作の上映が映画祭の一大ハイライトとなることは間違いなさそうだ。
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