イカれた仲間を集め、高難度ミッションに挑む! ガイ・リッチー監督×ジェリー・ブラッカイマー製作「アンジェントルメン」海外ロング予告
2025年4月10日 09:00

ガイ・リッチー(「シャーロック・ホームズ」「コードネーム U.N.C.L.E.」)が監督を務めた「アンジェントルメン」(公開中)から、海外版ロング予告が披露された。
本作は、第二次世界大戦中、チャーチル英首相の下で秘密裏に結成された史上初の“非公式”特殊部隊の物語を映画化。型破りな戦い方から「非紳士的な戦争省」と呼ばれ、英国諜報機関MI6の前身とも言われる特殊作戦執行部(SOE)と実在の作戦を描く。
「007」ジェームズ・ボンドのモデルとなった主人公をヘンリー・カビルが演じ、エイザ・ゴンザレス、アラン・リッチソン、ヘンリー・ゴールディングら多彩なキャストが集結した。
海外版ロング予告では、特殊作戦執行部の指揮官「M」に呼び出されたガス・マーチ=フィリップス少佐(カビル)と「M」のやりとりからはじまる。上層部には不人気のガスが作戦に選ばれたのは、彼が上の命令を聞かない大胆不敵で型破りな人物だったからだ。

英国にとって厳しい戦況を受け「ヒトラーはルールを守らん、我々もそれに倣う」というチャーチル英首相の下、秘密裏に組織された特殊部隊のリーダーに任命されたガスは「チームは自分で決める」ことを条件に、イカれた仲間を集めUボートの補給路を断ち無力化するという高難度のミッションに挑む。
本作の脚本家たちが原作に描かれた数多くの任務の中からストーリーの軸となるミッションとして選んだのは、ギニア湾に浮かぶフェルナンド・ポー島で展開された「オペレーション・ポストマスター」だった。
「ブラックホーク・ダウン」のような実話を基にした歴史的大作も率いた伝説的プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、「ストーリーが私の想像力をかき立てた」と語る。
「私は自分が見たい映画を作るが、これはまさに私が見に行くような映画だ。大冒険で、素晴らしいキャラクターが登場し、歴史の一部でもある。観客はただ楽しませられるだけでなく、教育される。それがエンターテインメントの素晴らしいところだ。観客が何も知らなかったことについて教育することができれば、それは真実であり、本物なのだ」(ブラッカイマー)
リッチー監督は、チャーチル英首相の下で秘密裏に結成された史上初の“非公式”であるという背景について「チャーチルの考えは、狂気と天才の紙一重のところにあった」と指摘し、「そして、体制に逆らうという彼の決断は、かなり狂気じみていた。従来の考え方はナチスを宥和するというものでしたから、当時の状況の深刻さを理解するのは難しいことです」と、振り返っている。
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