映画「マインクラフト」キャラポスター全12種公開！　ゲームでお馴染みのクリーパーやゾンビ、超レアなピンク羊も

2025年3月28日 12:00

世界で一番売れているゲーム「マインクラフト」（通称：マイクラ）を初実写映画化した「マインクラフト　ザ・ムービー」のキャラクターポスター12点が公開された。不思議な“マイクラワールド”に転送されたギャレット（ジェイソン・モモア）とスティーブ（ジャック・ブラック）に加えて、ゲームでもお馴染みのキャラクターたちがとらえられている。

2009年に誕生し、11年に正式発売されて以来、瞬く間に世界を席巻したマイクラ。ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめる。様々なプラットフォームで展開され、14年には「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定。23年には、世界売上本数が3億本を突破している。

主人公は、少年時代から“子ども立ち入り禁止”のとある採掘場で採掘（マイン）することを夢見ていたスティーブ（ブラック）。アイテムから建物まで想像したものは何でも創れる“マイクラワールド”に転送され、完璧な日々を謳歌するスティーブだったが、ある日、危険で何も創造できない喜びもない、黄金を掘るだけの世界「ネザー」へのゲートを発見し、迷い込んでしまう。

同じように現実世界から転送されたギャレット（モモア）、ヘンリー（セバスチャン・ハンセン）、ナタリー（エマ・マイヤーズ）、ドーン（ダニエル・ブルックス）は、先住転送民のスティーブとともに「ネザー」を根城にする親玉・マルゴシャ率いる四角いブタ・ピグリン軍団からマイクラワールドを守るため、バトルとサバイバルに身を投じていく。

ピンクのジャケットがトレードマークのギャレット（モモア）は、かつてビデオゲームのチャンピオンとして名を馳せるも、今はしがないゲームショップを経営し過去の栄光にすがりつくばかり。ポスターには四角形で出来た重厚な剣を構え、凛々しくポーズを決める姿がきりとられているが、劇中ではミスや勘違いを連発。“マイクラワールド”で仲間たちとサバイバルするうちに成長を遂げていく。

“マイクラワールド”に転送された先住民のスティーブ（ブラック）は、四角形でできたツルハシをたずさえ、得意気な表情。高い創造力とサバイバル能力であらゆるピンチを強引に乗り越えていくスティーブは、頼もしくも周囲を戸惑わせがちな存在。一方で“マイクラワールド”で出会った愛狼デニスを溺愛する心優しい一面も。

首輪をつけた四角いオオカミのデニスは、実は現実世界からギャレット、ナタリー（マイヤーズ）、ヘンリー（ハンセン）、ドーン（ブルックス）が転送されてくるきっかけを作った張本人。ほかにも、ゲームでは超レアな存在として知られるピンクのヒツジ、お馴染みのミツバチやパンダのポスターもお披露目された。

映画には、“マイクラワールド”の集落に暮らす四角いビジュアルの村人も登場。劇中では、村人がひょんなことから現実世界に迷い込み、ヘンリーの通う学校の副校長が運転する車にはねられ、予期せぬ出会いを果たす。

全身鉄でできた巨大なアイアンゴーレムは、村人たちが暮らす集落を守る心強い存在。さらに、マイクラのアイコン的存在であるクリーパーや、火の矢を放つスケルトン、両腕を伸ばして追いかけて来るゾンビ、もう一つの異世界「ネザー」からの刺客として現れるベビー・ピグリンといったクリーチャーのポスターも公開された。

メガホンを取ったジャレッド・ヘス監督はマイクラについて、「これまで訪れた中で最も奇想天外な世界だよ。大好きだ！」と熱弁。そして、「“マイクラワールド”には無限の可能性が広がっていて、何をするかは自分次第。だから映画を制作する際も、僕たち自身で冒険を選び、好きなものを創り上げ、このクレイジーな世界にキャラクターたちを送り込んでみようと思ったんだ。この映画は、マインクラフトをプレイする人々がつくり出す無数の物語のうちひとつに過ぎないんだ」と、ゲームファンを尊重しつつ、魅力的な設定や世界観を活かした映画として完成させるべく尽力したことを明かしている。