「BETTER MAN ベター・マン」の魅力を紐解く特別映像公開 ロビー・ウィリアムス「音楽は言葉以上に魂に語りかけてくる」
2025年3月28日 11:00

「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督最新作「BETTER MAN ベター・マン」の特別映像「STORY編」が公開された。グレイシー監督と本作の主人公であるロビー・ウィリアムスが、本作の魅力について熱く語っている。
イギリス音楽界において史上最高の売り上げ記録をいまだ維持する“スーパー”ポップスターのウィリアムスは、1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビュー。その後、ソロアーティストとして世界的な成功を収めた。映画ではウィリアムスをサルの姿で表現し、彼の成功と挫折、再生を通して、支えてくれる家族、仲間、恋人の存在の大切さを描く。本作は、第97回アカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされた。


革新的な技術と独創的なビジョンで圧巻の映像世界を創り上げたグレイシー監督は、ウィリアムスの波乱万丈な人生に触れ、「ロビーは瞬く間に有名になった。21歳にしてキャリア終了と言われたが、そこからの巻き返しには興奮する」と熱弁。さらに、本作の魅力について、「感情のジェットコースターだ。上がっては落ちる。壮大な迫力で、不可能な夢を実現させた独創的な物語だ」と自信をのぞかせる。

一方、ウィリアムスは「普通は映画によって自身の評価が傷つくことを恐れる。私は違う」と率直に語り、自身の人生を振り返りながら「人生ずっと綱渡りだった。命綱すらない。いつ落ちてもおかしくない。実際何度だって落ちた。私がこれまで成し遂げてきたことは、輪ゴムを火星まで飛ばすくらいに不可能なことだ」と、その波乱万丈な人生を赤裸々に明かす。

そして、「僕は単純に僕の物語をみんなが楽しんでくれたらいいと願っているだけです。ミュージカルがパワフルなのは、その変幻自在な性質と、音楽の持つ優美さのおかげです。音楽は言葉以上に魂のレベルで語りかけてくる」と音楽が持ちうる“魔力”について言及した。

脚本を手掛けたシモン・グリーソンは、「ロビー・ウィリアムスの音楽は素晴らしいが、彼には欠点があり、愚かなところもある。彼の欠点は言い換えれば彼の最高の部分でした」と話し、「我々は都合良く脚色した話を作りたくなかった。私たちは偽りのない、心に響く物語を求めていました。彼の原動力は何であり、どこから来るのか? 彼を突き動かしているものを掘り下げて見せることは、私たちにとって非常に重要なことでした。この映画には濃厚なストーリーが描かれているのです」と作品に込めた思いを語っている。
「BETTER MAN ベター・マン」は、本日3月28日より全国公開中。
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES. All rights reserved.
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”ある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー