「REC レック」監督最新作「VENUS ヴィーナス」5月9日公開 怪異×犯罪組織×ダンサーの三つ巴バトル
2025年3月24日 19:00

スペイン発の人気パニックホラー「REC レック」のジャウマ・バラゲロ監督の最新作「VENUS(英題)」が「VENUS ヴィーナス」の邦題で5月9日から日本公開されることが決定。あわせて、日本版ポスタービジュアルと予告編映像が披露された。
本作は、世界中に熱狂的なファンがいるクトルゥフ神話の生みの親として知られるH・P・ラブクラフトが、1933年に発表した「魔女屋敷で見た夢」を原案に、スペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアが製作、「REC レック」のジャウマ・バラゲロ監督がメガホンを取る。

主演は、Netflixドラマ「エリート」でスターダムに駆け上がった俳優・モデルのエステル・エクスポシト。姪を守りながら“怪異”と“犯罪組織”との三つ巴バトルを繰り広げる孤高のダンサーを熱演している。
公開されたポスタービジュアルは、ダンスフロアのようなまばゆい光と老婆と思しき女性の顔をバックに、主人公のシルビアが佇んでいる。彼女の身体の至る所に裂傷があり血まみれになっているが、その眼は恐怖に怯えておらず、闘志に燃えているように見える。ポスターに添えられた「這い寄る狂気と踊れ」というコピーからも、降りかかる怪異から生き延びようとする強い意志と壮絶な戦いを予感させる。

本予告映像は、犯罪組織からドラッグを盗んだルシアが、姉と姪の暮らす郊外の老朽アパート“ヴィーナス”へ逃げ込む場面から始まる。彼女を待ち受けていたのは、古アパートには似つかわしくない、お茶会に興じる得体の知れない貴婦人たちと、彼女たちを“悪魔の使い”と呼ぶ少女。徐々にアパートを覆う空気が不穏なものに変わり、太陽を謎の惑星が覆いはじめる。そして、貴婦人が口にする「準備は整った」の一言を皮切りに、“それ”が目を覚まし、不気味な触手が少女に迫る。同時に、ギャングたちもルシアの潜伏先を突き止め、アパートを包囲。サバイバルは“怪異×犯罪組織×ダンサー”という、三つ巴の地獄へと突き進む。


「お望みなら、踊ってやる」というルシアの挑発を合図に、映像はハイテンションなダンスミュージックとともに一気に狂乱の宴へ。異形の影に蹂躙されるギャング、爆発、銃撃、そして血まみれであがくルシアの姿が次々と映し出される。果たして彼女は恐怖の一夜を生き延びることはできるのか。そして解き放たれた怪異の正体とは一体何なのか。
(C)2022 Pokeepsie Films SL – The Fear Collection II A.I.E.
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