Kōki,、感極まった涙の後に弾ける笑顔!「女神降臨 Before 高校デビュー編」初日舞台挨拶
2025年3月20日 22:15

韓国の人気ウェブコミックを実写映画化したラブコメディー2部作の前編「女神降臨 Before 高校デビュー編」の初日舞台あいさつが3月20日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演のKōki,、渡邊圭祐、綱啓永、菅井友香、丸山礼、星野和成監督、そして原作者のyaongyiが出席した。
本作は、メイクで人生を切りひらいた主人公が高校生から大人になるまでの恋と成長を、映画オリジナルの要素を盛り込みながら描くラブコメディー。映画上映後、ステージに立ったKōki,は「本日お越しいただきありがとうございます。やっとこの日を迎えることができて本当にしあわせです」と晴れやかな表情であいさつ。満席の会場を見渡した星野監督も「ここにいるキャストともども本当に楽しんでつくった作品です。がんばってつくった作品なので、こんなにも多くの方に来ていただいてうれしく思います」と感慨深い様子で語った。

メインキャストとなるKōki,、渡邊、綱の3人は、本作の撮影はもちろんのこと、プロモーション活動などを通じて一緒に過ごしてきたが、「ふたりには毎回ご一緒させていただくたびに助けられました。撮影中もそうですが、ふたりがずっとやさしく見守ってくださったので、谷川麗奈を演じるできたのかなと思っております」とKōki,が語ると、渡邊も「僕らもKōki,ちゃんがストイックに役に向き合っているというのは、本読みの時から感じてたし。まっすぐ頑張る姿は、撮影を見てれば分かることなので、そこを支えるのが僕らの役目でしたから」とコメント。綱も「むしろ僕らが支えられたなと思います。Kōki,ちゃんが現場で主演として真っ直ぐ立ってくれてたから。僕らもまっすぐ役に向き合うことができた。むしろ僕らが支えられたのに、支えられたと言ってくださるKōki,ちゃんは本当に女神ですね」としみじみ語った。

一方、Kōki,の姉役として出演した丸山は「わたしがKōki,ちゃんのお姉ちゃん役なんてビックリですよ。Kōki,ちゃんも『礼ねえ、ご飯を食べに行こう』と言ってくれて。Kōki,ちゃんが“礼ねえ”と呼んでくれる世界観があるなんて。実質、(Kōki,の実姉の)Cocomiちゃんやんと思いましたよ」とおどけてみせて会場を笑いに包んだ。
そしてこの日は原作者のyaongyiがサプライズで登場。日本で実写映画化されるということに「日本で映画化されるなんて夢のようで、とてもうれしかった。本当に光栄だなと思いました」と笑顔を見せた。

本作についてあらためて「本当にこの作品に参加させていただいて。さまざまな出会いもあったし、新しい自分にも出会うことができた。愛にあふれるチームと一緒に撮影をさせていただけたこと、心から感謝しています」と語ったKōki,。星野監督も「本当ならKōki,さんにはこういう作品に、なかなか出ていただけなかったかもしれないけど、本当に真摯に向き合っていただいた。(役づくりなど)ノートに書くんですよ。そういうことも含めて、こっちも遊びではできないし。(撮影では)厳しいことをことを言ったかもしれないですが、よくぞついてきてくれて。感無量です。ご苦労さま、おつかれさまでした」とねぎらった。

その後、「今日、こうしてこうして映画を観た方にお会いできてうれしかったです。しあわせな気持ちでいっぱいです」と語るや、思わず感極まったKōki,の瞳からは次第に涙が。渡邊も綱もあわててハンカチを探すが、なかなか見つからずにやきもきする会場内。そんな中、一歩先に渡邊がハンカチを差し出すと会場からは拍手ととともに歓声が沸き起こった。

そしてあらためて「今日は我慢しようと思っていたんですけど」と語ったKōki,は、「この作品に参加させていただいて、大好きな監督をはじめ、共演者、スタッフの皆さまと出会うことができましたし、新しい自分にも出会うことができました。この作品のメッセージのひとつである、なりたい自分になることをあきらめない。たくさんの笑顔と勇気を届けてくれる作品になったと思うので、多くの方に観ていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。
「女神降臨 Before 高校デビュー編」は全国公開中。「女神降臨 After プロポーズ編」は5月1日より公開
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