「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル監督の新作にエイドリアン・ブロディ
2025年3月12日 21:00
「ブルータリスト」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディが、「ラ・ラ・ランド」「ファースト・マン」のデイミアン・チャゼル監督の新作に出演を検討していることがわかった。パラマウント・ピクチャーズ製作の本作は伝説のスタントマン、イーベル・クニーベルを描く伝記映画で、レオナルド・ディカプリオが間もなく主演契約を結ぶと見られている。
1938年に米モンタナ州で生まれたクニーベルは、60年代後半からテレビ番組で星条旗柄のコスチュームを着け、バイクで渓谷やビルを飛び越える命知らずのスタントを披露し、世界に名を広めた。生粋のショーマンであり、ケガの多さでも有名。現役中は433カ所を骨折してギネスブックに登録された。07年に肺疾患により69歳で死去している。
米ハリウッド・レポーターによれば、ブロディはクニーベルの暴露本を執筆し、クニーベルにアルミニウムのバットで襲われた20世紀フォックスの重役でスポーツプロモーターのシェリー・サルトマン役について、チャゼル監督と話し合いを持ったようだ。サルトマンはこの襲撃により重傷を負い、クニーベルは収監されスポンサー契約を失って破産宣告した。
本作の脚本は、「ディパーテッド」（マーティン・スコセッシ監督、ディカプリオ主演）でアカデミー賞脚色賞を受賞したウィリアム・モナハンが執筆。ディカプリオの契約がまとまれば、今夏にもクランクインする見込みだ。
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