【「アンダーニンジャ」興収12億円突破】福田雄一監督が“地元”で舞台挨拶 好きなシーンは「山﨑賢人の『ギャップ萌え』」
2025年3月11日 19:00

山﨑賢人主演の「アンダーニンジャ」の大ヒット御礼ティーチイン舞台挨拶が3月10日、栃木県小山市の小山シネマハーヴェストで行われ、メガホンを取った福田雄一監督が登壇した。
1月24日から公開された本作は、SNSで山﨑の超絶忍者アクションを称賛する「リアル忍者すぎる!!」「(アクションが)早すぎて追いつかん」という声や、「原作再現度すご」「金髪の浜辺美波やばい!」など、細部までこだわりが詰まったキャラクター像について声が上がった。そして、公開から45日目となった3月9日、興行収入12億円、観客動員数90万人を突破し、大ヒットを記録している。
これを受けて監督の出身地であり、さらに監督の両親も親交があるという小山市の小山シネマハーヴェストでの舞台挨拶が実現。来場者からの質問に回答した。

福田監督が登壇すると会場からはあたたかい拍手が発生。福田監督も感無量な様子で、「ここは僕が小学生のころよく遊びに来ていた場所にできた映画館で、僕の撮った映画を毎作品観に来ている劇場でもあります。平日の昼間の上映時間なので誰も来てくれないんじゃないかって思っていたけど、これだけたくさんのお客さんが集まってくれて本当に嬉しいです。小学生、ちびっこたちも映画を観て楽しんでくれていると聞いてます。それも凄く嬉しいですね」と挨拶。
好きなシーンを問われると、「面白いシーンで言うと、山﨑賢人くん演じる九郎が『ギャップ萌え』と叫ぶシーンが一番好きです。他のどんな作品でも観たことのない山﨑賢人が観れます。僕はめったにテイクを重ねないけど、このシーンだけは5テイクくらい重ねて、ベストテイクが撮れました」と裏話を明かした。アクションシーンについては「冒頭の戦闘シーンの賢人くんが最高にカッコイイ。激しく戦っているのに無表情。表情が変わらない。賢人くん史上一番カッコいいと思います」と、山﨑を絶賛した。
また、会場から「子どもが大爆笑しているところで、大人だけど一緒に笑っちゃった。つまようじでできた武器から宇宙のシーンまで、スケールが大きすぎて、すっごく面白かった」「お父さんと映画を観て、親子でマネをして踊っています。『アンダーニンジャ』に家族でハマっています」といった感想が寄せられると、福田監督は満面の笑みを浮かべた。
続いて「福田監督の中で、キャストのイメージは最初から上がっていたんですか?」と質問されると、「最初からイメージがあった人もいるし、なかった人もいます。プロデューサー陣と話して決まったこともあります。瑛太役の坂口涼太郎くんは、プロデューサーさんに紹介されてキャスティングしたのですが、撮影が始まってみると、本当に面白かった。ニュースターが来たなと思いました」と明かした。

そして、卒業式の代休で映画を観に来ることが出来たという地元の中学性からの質問を受けた後は、逆にどこの中学かを尋ね、「昔、サッカーのキャプテンをやっていたんだけど、君の学校のチームが強くて10‐0ぐらいで負けたよ」と話し、会場は笑いで包まれた。映画のロケ地でもある足利の高校に通う学生から、足利の美味しいお店を聞かれると、「たくさん美味しい店を知ってるよ!」と話し、ステーキ、餃子、ラーメン屋、鰻屋と、話が止まらなくなるほどの盛り上がりを見せた。
また、「大学生でダンスサークルをやっています。福田監督の作品に出演させて下さい」と熱く懇願される一幕もあったが、「全然ウェルカムですよ。是非待ってます」と嬉しそうに答えた。

最後は「お客さんが10人ぐらいしか集まらないと思ったら、たくさんのお客さんが来てくれて本当に嬉しかったです。絶対にまた小山に戻ってきますので、その時はぜひまた観に来てくださいね! よろしくお願いいたします!」とメッセージを送った。

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