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起業家女性が見知らぬ男と遭難、孤島でのサバイバルアドベンチャー 史上初、すべてをクック諸島で製作した劇映画【第2回沖縄環太平洋国際映画祭】

2025年2月24日 14:00

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監督の一人であるプラシャンス・グナセカラン(右)と、プロデューサーであり主演のアナンド・ラジ
監督の一人であるプラシャンス・グナセカラン(右)と、プロデューサーであり主演のアナンド・ラジ

沖縄県・那覇市で開催中の第2回Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭「Pacific Film Showcase」部門で、クック諸島のスタッフ、俳優陣が主体となって初めて制作された映画「楽園島に囚われて」がで2月23日上映された。監督の一人であるプラシャンス・グナセカランと、プロデューサーであり主演のアナンド・ラジが来場し、Q&Aに応じた。

クック諸島は1965年にニュージーランドから独立した南太平洋の15の島々からなる小国だ。ラロトンガ島で撮影された大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」をはじめ、ハリウッド映画などこれまでクック諸島を舞台とした映画作品は存在するが、ラジは「僕たちが作った映画は、初めてクック諸島の人間がクック諸島ですべてを作った劇映画」だと紹介する。

裕福な起業家のジュリアは新婚の夫とともに出張中に嵐に巻き込まれ、未踏の孤島に取り残されてしまう。唯一の仲間は、犯罪者かもしれない過去を隠した謎めいた男シド。ふたりが生き延びようと奮闘する中で、少しずつ秘密が明らかになっていく。美しい島の自然の中で描かれる、サバイバルアドベンチャーロマンス映画。

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島での映画製作は非常に苦労を伴ったとラジ。「色々な機材を島外から、島の外から持ってくる必要があり、私たちの機材もニュージーランドから運びました。撮影にかけた時間は40日。屋外での撮影も大変でした」と振り返る。

映画には、スリリングに描かれる人間ドラマから島の環境保護までを盛り込んだ。グナセカラン監督は、「この物語は帰属意識、アイデンティティが大きなポイントになっています。ジュリアは心地の良い環境を飛び越え、馴染みのない環境に身を置いて、自分を内側から壊す。そうすることで、また自分を見つけ出すことができるのです」と、アイディアを説明した。

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今回謎のインド人の男を演じたラジは「この映画制作自体が素晴らしい旅のようなものでした。この映画のテーマは、自分自身を見つけること。人生において、自分の居心地のいい環境を抜け出すことが、結果的に自分自身を高めていくということを、僕自身も経験として学ぶことができました。沖縄の皆様はお気づきになっていると思いますが、島に住むことはとても特別な意味を持つことがあります。僕自身、2年前に初めてクック諸島を訪れ、自分を見つけるというのはどういうことか、それを島で学びました」と感慨深げに語った。

「第2回Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」は、3月2日まで那覇市ぶんかテンブス館テンブスホール、桜坂劇場などで開催。スケジュール、上映作品詳細は公式HP(https://www.cinema-at-sea.com/)で告知している。

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