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「蔵のある街」主題歌は手嶌葵の「風につつまれて」 コロナ禍に倉敷の人々に笑顔をもたらしたエピソードを元に生まれた映画

2025年2月18日 17:00

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山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務め、「ひまわりと子犬の7日間」「あの日のオルガン」で知られる平松恵美子監督が、地元・岡山県倉敷市を舞台にした映画「蔵のある街」の主題歌が、手嶌葵の「風につつまれて」に決定した。

本作は、コロナ禍で楽しみにしていた行事を奪われた倉敷市の子どもたちのためにサプライズ花火を上げた有志の一人が、平松監督の幼なじみだったことから着想を得てストーリーが出来上がっていった作品。MEGUMI前野朋哉、本作で俳優としてスクリーンデビューを飾るフィギュアスケーターの高橋大輔ら同市出身のキャストと、山時聡真中島瑠菜林家正蔵橋爪功らを迎えたヒューマンドラマ。

画像2(C)2025 つなぐ映画「蔵のある街」実行委員会

主題歌に決定した手嶌葵の「風につつまれて」は、高砂熱学工業のCM用に作られた楽曲だったが、同曲の作曲を担当し、本作の楽曲も手掛けた村松崇継氏が、いしわたり淳治氏が書いた詞を含めて「蔵のある街」の世界観にぴったりと重なることに驚き、映画の主題歌として使用することを提案。

高砂熱学も賛同し、思いが思いを繋いでいくように、主題歌への起用が決定したという。平松監督は「村松崇継さんに『風につつまれて』を聴かせてもらった時の驚きは忘れられません。歌詞が『蔵のある街』のヒロインの心情に重なることはもちろん、それ以上に、手嶌葵さんの歌声が、ヒロインの心の揺らめきのようで、ピュアで切なく、しかし確かな未来をつかみ取ろうという思いに溢れていたからです。大変な宝物にめぐり逢えた幸運を今は必然と思い感謝しています。」とコメントを寄せている。

画像3(C)2025 つなぐ映画「蔵のある街」実行委員会

主題歌発表に合わせ、主人公たちが並ぶ場面写真と、美術館学芸員の緑郎(高橋大輔)と喫茶店のマスター仙太(前野朋哉)が、蒼や紅子たちを温かく見つめる場面写真が公開された。

蔵のある街」は、7月にMOVIX倉敷で先行公開、8月から新宿ピカデリーほか全国で公開。

【あらすじ】
倉敷に住む男子高生・難波蒼(山時聡真)は、幼馴染みの女子高生・白神紅子(中島瑠菜)の自閉症スペクトラム障害の兄が、神社の大木に登って大騒ぎを起こしているところへ行き合わせる。紅子の兄は幻の花火を見て騒いでいた。蒼は「俺が本物の花火を打ち上げてやるから降りてこい!」と言って騒動をおさめる。しかし、紅子は感謝するどころか「“自閉症”の兄だから、できもしない約束でごまかした」と涙を流しながら怒る。紅子に密かな思いを寄せていた蒼は約束を守って花火を上げようとするが、どうしたらいいのかわからない。実は紅子にとって「花火」は特別な意味があった。蒼が自分たちのために奮闘し始めた姿に、頑なになっていた紅子の心が次第に開かれていく。

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