劇場版「ジャングル大帝」デジタルリマスター版、4月4日から1週間限定上映 手塚治虫のドキュメンタリーも併映
2025年2月13日 12:00

1966年に公開された手塚治虫氏原作の劇場アニメ「ジャングル大帝 劇場版」がデジタルリマスター化され、4月4日から全国のユナイテッド・シネマで1週間限定上映されることが決定した。特典映像と入場特典の詳細も明らかになっている。予告編とポスター、チラシも公開された。

同作は、手塚氏が61年に立ち上げたアニメスタジオ「虫プロダクション」の創設メンバーである山本暎一が監督。国産初の本格的なカラーテレビアニメシリーズといわれる65年放送の「ジャングル大帝」を再編集し、ジャングルの獅子王パンジャの忘れ形見である白いライオン・レオの冒険を描く。輸送船上で生まれたレオはジャングルへと舞い戻り、持ち前の優しさと知恵で動物たちから認められていくが、彼の前に凶暴な「死神」と呼ばれる者たちが現れる。67年には第19回ベネチア国際映画祭でサンマルコ銀獅子賞を受賞した。

デジタルリマスター版の上映は、テレビシリーズの放送60周年を記念して実施。特典映像として、79年に放送され手塚氏が制作への情熱を語った「わたしの自叙伝 手塚治虫 ~こども漫画33年~」と、86年放送の手塚氏の仕事場に初めてリモートカメラが潜入した「NHK特集 手塚治虫・創作の秘密」を編集したダイジェスト版「ドキュメント手塚治虫」を上映。また「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「どろろ」など60年代の手塚アニメの主題歌を集めた「手塚アニメ名作主題歌ヒットパレード」も上映される。いずれの特典映像も、4K相当の画質にデジタルリマスター化したものとなる。
数量限定で配布される入場特典は「ジャングル大帝」テレビシリーズの生コマフィルム。オリジナルフィルムをカットしたもので、世界にひとつとして同じコマがない貴重なアイテムとなる。
予告編は30秒と67秒の2バージョンが公開。ポスター、チラシは、1966年公開時のポスターを踏襲したデザインとなっている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画