広瀬アリスが初の教師役! 本音を言えない世の中に贈る新・学園ドラマ「なんで私が神説教」4月放送スタート
2025年2月12日 17:00

広瀬アリスが、日本テレビ系の4月期・土曜ドラマ「なんで私が神説教」に主演することがわかった。広瀬は本作で日テレドラマ初主演を飾り、初めての教師役に挑む。
本作は、「となりのナースエイド」「イップス」などの脚本を手掛けたオークラ氏による完全オリジナル脚本作品。「言いたいことがあっても何も言わず、関わらない方がいい」。他人と本音でぶつかることがもはやリスクになってしまった世の中に贈る新たな学園ドラマだ。コンプライアンス問題、パワーハラスメント、モンスターペアレント、本音と建前、そして先生たちのリアルを交えて、「今、語られるべき」新たな切り口で描く。

「女王の教室」「ごくせん」「3年A組 今から皆さんは、人質です」「最高の教師」など、学園ドラマの象徴的なシーンといえば、教師たちによる“神説教”。しかし、本作の主人公は、無職生活を脱却するために嫌々ながら高校教師になった28歳の国語教師・麗美静(うるみ・しずか)。トラブルを避け、深入りしないよう過ごすはずが、いつしか問題児揃いの生徒たちの事情に巻き込まれ、説教を(したくもないのに)しなければならない状況に陥る。
12年前、同枠で放送された「35歳の高校生」で生徒役を演じていた広瀬は、「まさか大人になって、同じ土曜ドラマに自分が先生役として戻ってくるなんて! とても感慨深いです」と喜ぶ。
そして、演じる役について「タイトルにもある通りこのドラマは『お説教』がテーマなんですが、私の演じる静さんは熱血教師という感じでもなくて、お説教なんて本当はしたくないし、生徒に向き合うことにも前向きじゃないという今までの学校モノの作品に出てくる先生とは全然違うタイプ」と説明。
「そんな彼女が、問題を抱えた生徒たちと向き合わなければいけない状況に追い込まれ、どうにか生徒に伝わるお説教をひねり出そうとする様子は、大人の皆さんにはきっと共感してもらえるんじゃないでしょうか」と見どころをアピールした。
脚本を手掛けるオークラは、「学園ドラマといえば“教師が生徒たちにお説教するシーン”はお決まりですが、それを見る度に『この人は一体いつどこでこのお説教を考えてたのかな?』『相当準備しないとそんな立派な言葉は急には出てこないでしょう』『自分が説教しなければならなくなったら、超面倒だな』…そんなことを思っていました」と語り、「もし自分が説教しなければならなくなったら? そんなことを想像しながらご視聴していただけると楽しいと思います」とコメントを寄せた。
「なんで私が神説教」は、4月より毎週土曜午後9時から日本テレビ系で放送。広瀬、脚本家のオークラ、プロデューサーの藤森真実氏のコメント全文は以下の通り。
今からちょっとプレッシャーですけど(笑)、同僚の先生たち、そして生徒たちからたくさんパワーをもらいたいと思います。
このドラマにはそんな想い(どんな想い?)が詰まっています。
主人公・麗美静に特別な能力はありません。大きな志もありません。説教なんかしたくありません。
けど生意気な生徒にはカチンときます。誰にでも当てはまる人間です。
「もし自分が説教しなければならなくなったら?」そんなことを想像しながらご視聴していただけると楽しいと思います。
ここ数年よく聞こえてくるのが、今のご時世なかなか言いたいことを本音で言えないし、ましてや誰かを怒ったり注意したりするのもできなくなったよねという会話です。
他人との付き合い方が本当に難しくなったと思います。
そんな中で、広瀬アリスさん演じる主人公の静は、やりたくもない教師になり、モチベーションもない中、どのように生徒と接していくのか。
そして、タイトルにもある「何で私が?」という状況に巻き込まれていく中で、どのようにそしてどんな“説教”をしていくのか楽しみにして頂ければと思います。
静の説教は皆さんをスカッとさせること間違いなしです。
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