松村北斗「静岡を元気にしたい」 共演した松たか子に名物のフルーツサンドを差し入れ
2025年1月28日 21:38

「花束みたいな恋をした」「怪物」の脚本家・坂元裕二がオリジナルストーリーで描いた恋愛映画「ファーストキス 1ST KISS」の公開直前イベントが1月28日、都内で行われ、夫婦役で共演する松たか子、アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗、塚原あゆ子監督(「ラストマイル」「わたしの幸せな結婚」)が出席した。
結婚して15年になる夫を事故で亡くした硯カンナ(松)は、タイムトラベルする手段を得て、自分と出会う直前の駈(松村)と再会。生前は長らく不仲で倦怠期が続いていたが、やはり駈のことが好きだったと気づいたカンナは、15年後に起こる事故から彼を救うことを決意する。

富士山が見えるエリアを中心に、山梨県・静岡県などでロケが行われた本作。松は、「松村さんがフルーツサンドを大量に差し入れてくださって。おいしくいただきました」と感謝の言葉。静岡県出身の松村は「メイクさんも静岡出身で『おいしいお店があるよ』と。ちょっとでも静岡のことを良く思ってもらいたくて。静岡を元気にしたいんです」と郷土愛を燃やしていた。
塚原監督は「(タイムリープし)何度も何度も行くので、富士山のような象徴的なものがあると、戻ってきた感が表現できる」とロケ地へのこだわりを明かし、「ロケ日すべてが晴れていないとまずいなと思っていた」と、本作ならではの苦労も語った。

時空を行き来する物語で、過去と現代の自分を演じた松は「監督やスタッフの皆さんが作ってくださったイメージにハマっただけで、あとはやりたい放題(笑)」と、役作りを回想。「現実的なあるあると、ありえないことを混ぜたお話なので、パワーがないと受け止めづらい。寄り添うというよりは、暴れさせてもらった」と話していた。
そんな松の演技について、松村は「やりたい放題、ではなく、躍動的に演じていらっしゃって、とても魅力的だった」と最敬礼。「僕のような年齢、キャリアで、松さんと夫婦を演じるのは、すごく難しいこと」だと振り返り、「そこを超えるのは、自分の力だけでできることではなく、松さんの“シームレスさ”が連れていってくれた」と感謝を伝えていた。


「もしも、特定の時間に戻れたら?」と問われると、松は「小学5年生くらいのとき、体育の授業でハードル走の飛び方を褒められて。あのときの自分が一番輝いていた」とにっこり。一方、松村は、第46回日本アカデミー賞で話題賞を受賞した際のスピーチについて反省しきり。名だたる俳優たちを前に、恐縮してしまったといい、「最後に一言、『すみませんでした』と言ってしまった。あの一言さえなければ」と苦笑いを見せていた。
「ファーストキス 1ST KISS」は、2月7日より全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【殺しはアマチュア、しかし頭脳は最高】スパイ史上最も地味、だが最も予測不能な男が面白すぎた!
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者×異常者×…
【イカれた映画が爆誕】危険な色気の“異常者”たちが無許可のミッションに挑む…ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

片思い世界
【超ネタバレ厳禁→からの涙腺崩壊】あ~…何も言えない! 話したいからとにかく早く観て!!
提供:リトルモア

ミッキー17
【観たら社畜の憂鬱が吹っ飛んだ】過酷なブラック仕事を描いた至高エンタメ…スカッとすぎるんじゃ!
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観よう!【奇跡のヒット作】
提供:JCOM株式会社

衝撃の問題作
【2025年で最も期待する“過激な一作”】ついに最終章――未見の人がうらやましい。
提供:ディズニー

映画館で観ないとぜっっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観るなら、絶対にチェック!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“超安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI