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「アバター3」新たな対立の構図へ キャメロン監督が明かす空の世界の全貌

2025年1月22日 15:00

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画像1(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

アバター ウェイ・オブ・ウォーター」で壮大な海中世界で観客を魅了した「アバター」シリーズが、今度は広大な空へと舞台を移す。ジェームズ・キャメロン監督が英エンパイア誌の取材で、新作となる「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」について、これまでのシリーズにない複雑な対立構造を語った。

シリーズ第3作となる本作で、ジェイクとネイティリの一家は未知の領域へと足を踏み入れる。そこで出会う新たなナヴィたちとの関係は、前作「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」でのメトカイナ族との出会いとは、大きく異なる展開を見せるという。

物語の焦点となるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるウーナ・チャプリンが演じる、アッシュ族のリーダー・ヴァラング(Varang)だ。「彼女は、途方もない苦難を経験してきた民の指導者だ」とキャメロン監督。「我々の基準では『悪』と見なされるようなことでも、彼女は自分の民のためならなんでもする。今作では、白黒をはっきりさせるような単純な話にはしたくなかった」と、これまでの「人間は悪、ナヴィは善」という構図からの進化を示唆した。

新たな世界観を象徴するのが、「ウィンド・トレーダー」と呼ばれる空の民の存在だ。巨大なパンドラの生物を操り、雲の間を縦横無尽に飛び回る彼らは、「中世の香辛料街道のラクダのキャラバンのような存在」とキャメロン監督は説明する。

「すべてのナヴィと同様に、彼らも生き物たちと共生関係を築いている」

前作で魅せた圧巻の海中世界に続き、今回は壮大な空の世界が描かれるという。

アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」は、12月19日より全国公開。

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