菅田将暉、井上真央、岸善幸監督が熱弁! 「サンセット・サンライズ」メイキング&本編映像を使用した“泣き笑いガイド”公開
2025年1月16日 12:00

菅田将暉が主演し、宮藤官九郎が脚本、岸善幸監督が監督を務めた「サンセット・サンライズ」の特別映像「泣き笑いガイド」が公開された。菅田、井上真央、岸善幸監督のインタビューと、撮影の様子を収めたメイキング映像、本編映像を見ることができる。
本作は、楡周平氏の同名小説を映画化するもの。都会から移住したサラリーマンと宮城県・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描くとともに、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら、エンタテインメントへと転化させる。ヒットメーカーの宮藤と「正欲」の岸監督が手を組み、「あゝ、荒野」以来7年ぶりに岸監督とタッグを組んだ菅田が主演を務めた。井上、中村雅俊、三宅健、池脇千鶴、竹原ピストル、山本浩司、好井まさお、小日向文世らが共演する。
映像では、菅田がこの土地で撮影していることを存分に楽しもうとする「グルーブ感」が良かったと振り返る。忙しい撮影の合間をぬってでも釣りに行くスタッフがいたと明かし、キャストとスタッフが現場を満喫していたことがうかがえる。
コロナ禍を機に東北にお試し移住した主人公・西尾晋作役を演じた菅田は、「(現場は)本当に楽しかった。誰が観ても笑えるし、誰が観ても考えちゃう」と述懐。晋作に空き家の離れを貸す宇田濱町のマドンナ・百香役の井上も、気仙沼での撮影や、現地の方々との交流の時間は「本当に濃密だった」と語り、「その土地の空気に触れながら撮影できたのが良かった」と回想する。
岸監督は「宮藤作品を笑えない作品にはできない」という決意を胸に、1番意識したのは“間“だったと明かす。宇田濱いちの情報通で、いつもタコの干物を咥えている重蔵(ビートきよし) と晋作が初めて対面する場面や、晋作とタコの格闘シーンは、岸監督自身が一番笑っていたという証言も飛び出した。
井上は宮藤の脚本について、「震災やコロナという題材を、軽やかに湿っぽくなく描けるのはさすが宮藤さんだなと思いました」と敬服。映像には、宮藤が現場を訪問している姿もとらえられている。
百香(井上)の「高速なめろう作り」や、晋作(菅田)が「慣れた手つきで魚を捌く」シーンなども収められているほか、菅田が「止められないおじさんの活気というか、想いは溢れてるんですが、体が追いつかない!」と笑いながら語る「モモちゃんの幸せを祈る会」メンバーと晋作の「乱闘シーン」も見ることができる。
映像の最後には、井上が「今までの思い出や、想いを大事にしながらでも新しい考え方や気持ちに触れて再生していく話」と見どころを語り、菅田も「人間は1つの感情で動いてないし生きてないから。楽しいこともあるけど悲しいこともある。きっとうまくいかないこともいっぱい出てくる。どうしたって悲しいことはある。だからこそ笑えたらいい」と作品に込めた想いを語っている。
映画「サンセット・サンライズ」は1月17日全国公開。
(C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
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