「ブレックファスト・クラブ」本国公開40周年記念 新文芸坐で1週間限定のスクリーン上映が決定
2025年1月12日 09:00

映画「ブレックファスト・クラブ」の本国公開40周年を記念する特別上映が、2月14日から東京・池袋の新文芸坐で行われることがわかった。
アメリカ青春映画の代表的な監督であるとともに、「ホームアローン」などの脚本家としても知られるジョン・ヒューズが、2本目の監督作として1985年に発表した青春群像ドラマ。それまでの青春映画の定番だったお気楽で刹那的なキャラクターではなく、ヒューズ監督と出演者たちがディスカッションしながら作り上げたリアルな人物像が若者たちの共感を呼んだ。
また、揶揄や軽蔑を通して距離を取るアメリカの「スクールカースト」の存在を世に露呈した初めての映画としても知られている。そのシリアスさに、ヒューズ監督独特のユーモアとモリー・リングウォルドらキャストのフレッシュな魅力が融合し、青春映画のある種の完成形として40年間愛されてきた。5人でポスタービジュアルを真似る定番ポーズを始め、オマージュ、引用、パロディは枚挙に暇がなく、本作の絶大な影響力を伺い知ることができる。


土曜日の早朝。それぞれ別の問題を起こした5人の高校生たちが図書室に集められ、夕方までに「人生とは何か」というテーマで作文を書かされることに。これまで接点がなかった彼らの空気はギスギスしていたが、親・教師・大人への反発という共通の心情をきっかけに徐々に自分の心をさらけ出していく……。

今回の上映は配給会社が作品を各映画館に流通させる通常の興行ではなく、作品を愛する映画館がダイレクトに本国から権利を購入し、独占上映をおこなうイレギュラーな上映に。7日間のみの貴重なスクリーン上映となる。
「ブレックファスト・クラブ」は、2月14日~20日に池袋・新文芸坐で1週間限定上映。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

ハンサム・ガイズ
【すっげぇ楽しかった超刺激作】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこの映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント