ドラマシリーズ「【推しの子】」全8話の見どころ&主要キャストまとめ 映画鑑賞前のお供に【ネタバレあり】
2024年12月20日 11:00
社会現象を巻き起こした【推しの子】が、実写となって登場。熱狂的な人気を誇る原作のラストまでをドラマ&映画で描き切るという壮大かつチャレンジングなプロジェクトだが、ドラマの配信が始まるや「引き込まれた」「贅沢なキャスティング!」などSNSを中心に好意的な意見が続々と上がっている。
「【推しの子】」は、伝説のアイドル・アイの死の真相を追いかける物語。前世の記憶を持ったまま、アイの双子の子どもとして転生した双子のアクアとルビーが芸能界へと身を投じ、その光と影に飲み込まれていく姿を描く。
ドラマ&映画「【推しの子】」の大きな魅力は、端々まで感じられる“原作愛”。復讐に突き進むアクアの葛藤を全身からにじませた櫻井海音。アイという難役を引き受け、キャラクターの光と闇を体現した齋藤飛鳥。劇中で誕生するアイドル「B小町」の輝きをワクワク感とともに演じた齊藤なぎさ、原菜乃華、あの。赤坂アカ×横槍メンゴが生み出した個性あふれるキャラクターが、実写として躍動する姿は必見だ。
12月20日から公開となる映画「【推しの子】 The Final Act」では、アクアが復讐の最終地点に到着。物語の鍵を握る重要人物、カミキヒカル役を二宮和也が演じることが発表され、ますます期待感が高まっている。劇場版の公開前に、ドラマ全8話のあらすじと見どころを振り返ってみよう。
2020年に週刊ヤングジャンプで連載がスタートするや、ファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素。芸能界という複雑な世界に躊躇なく切り込み、その中で心の奥底までをさらけ出していくキャラクターの感情表現など、他に類を見ない斬新さと熱気に満ちた漫画として、幅広い世代に人気が沸騰。2024年11月に約4年半の連載に幕を閉じた。また2023年にスタートしたアニメや主題歌も、大ヒットを記録している。
このほどお目見えした実写版では、ドラマチックな【推しの子】の魅力を余すところなく表現したいという制作陣の原作愛から、Amazon Prime Videoでのドラマシリーズと東映配給の映画として構成。アイ殺害事件の黒幕、アクアとルビーの父親は誰なのかという【推しの子】最大の謎までを描く。
アイの子どもでルビーの双子の兄。母親であるアイを殺した犯人を見つけ出すため、芸能界に足を踏み入れる。
「苺プロダクション」所属アイドルグループ初代「B小町」不動のセンター。天性の輝きを持つ伝説アイドル。
アイの子どもで、アクアの双子の妹。亡き母であるアイのようなアイドルになることを目指し、「B小町」を結成する。
元天才子役の女優。ルビー、MEMちょと「B小町」を結成する。
劇団「ララライ」所属の女優。真面目で努力家な性格。
人気インフルエンサー。ルビー、かなと「B小町」を結成する。
芸能事務所「苺プロダクション」初代社長。アイの才能を見出し、スターとして育て上げた敏腕マネージャー。
「苺プロダクション」現社長。アクアとルビーの面倒を見る。
「今日は甘口で」「今からガチ恋始めます」のプロデューサー。アイの過去を知っている。
かつてアイが出演した映画「それが始まり」の監督。幼きアクアの演技の才能を見抜き、芸能界にスカウトしたキーマン。成長したアクアとも交流を続けており、アクアの“ある目的“のために陰ながら助力する重要人物。
アクアとルビーの宿敵となりうる謎の男。かつてアイが通っていた劇団のワークショップに同じく在籍していた。
恋愛リアリティーショー「今からガチ恋始めます」の出演者。ファションモデル。
恋愛リアリティーショー「今からガチ恋始めます」の出演者。ダンサー。
恋愛リアリティーショー「今からガチ恋始めます」の出演者。バンドマン。
「今日は甘口で」の原作者。
ドラマ「今日は甘口で」出演者。モデル兼役者のイケメン俳優で、演技力は及第点に届くかどうかといったところだが、芝居への情熱は人一倍ある。
「東京ブレイド」の原作者。吉祥寺の元アシスタント。
「東京ブレイド」のプロデューサー。制作会社所属。
「東京ブレイド」の脚本家。
「劇団ララライ」所属の演出家。
「劇団ララライ」の所属俳優。「東京ブレイド」で主演を務める。
「B小町」新曲のミュージックビデオ監督。
「B小町」新曲の作詞作曲者。
アイの熱烈なファン。
雨宮吾郎とともに働く産科看護師。
有馬かなの芸能仲間。
様々な映画賞を受賞し勢いに乗っている映画監督。
アイの担当医となる産科医。「B小町」のアイを推している。
雨宮吾郎が気に掛ける入院患者。「B小町」のアイの大ファン。
(※ドラマのネタバレを含みます)
●あらすじ
アイ(齋藤)の子ども【推しの子】として転生した、アクアと双子の妹であるルビー。2人は、出産したことを隠しつつアイドル活動を再開したアイを応援しながら、彼女のもとで成長していく。やがてアイの人気は瞬く間に上昇し、アイがセンターを務める「B小町」は東京ドームでのライブを控えていた。しかしライブ当日、アイの熱狂的なストーカーが彼女の新居を訪れる。
第1話は初代「B小町」のライブシーンからスタート。まばゆいほどのサイリウムが光る中、齋藤飛鳥扮するアイが降臨。ピンクの衣装に身を包み、TVアニメでも歌われた「サインはB」をキュートに披露し、会場だけでなく視聴者も魅了する。360度どこから眺めてもかわいい1着を目指したというアイドル衣装やうさぎモチーフの髪飾り、アイを応援する観客として集った約2000人のエキストラによる声援など、原作再現度だけでなく実写としての生の熱気もたっぷり注ぎ込まれた。アイ役のオファーに一度は辞退を申し入れながらも、強い覚悟で臨んだという齋藤。彼女のアイドル姿を堪能できるという意味でも、本作は見逃せない。またアイの殺害シーンは、齋藤の役者力を実感できる場面。アクアとルビーの心にアイの存在が刻み込まれたように、観る者にもアイの「愛してる」が強烈に突き刺さる。
主題歌:MY FIRST STORY「アクマ」
●あらすじ
高校生になったアクア(櫻井)とルビー(齊藤)。アクアは、幼い頃に共演した元・天才子役の有馬かな(原)と高校で再会。かつてアクアとの共演に苦い経験をしたかなは、ドラマ「今日は甘口で」で共演しないかとアクアを誘う。ドラマのプロデューサー鏑木勝也(要潤)は、アイと交流があった人物。アクアはアイ殺しの糸口を見つけるために出演を快諾する。一方、ルビーは母・アイのようなアイドルになることを目指していたが、オーディションに落ち続ける日々を送っていた。どうしてもアイドルになりたいルビーは、親代わりの斉藤ミヤコ(倉科カナ)に「ママみたいなアイドルになるの!」と切実に伝える。
高校生となったアクア、ルビー、かながお出まし。アクアのクールな佇まいや、一方で復讐心を握りしめる一途さを櫻井が体現している。齊藤のフレッシュな存在感は、天真爛漫な明るさを持つルビー役にぴったり。アイへの憧れをあふれさせるひたむきさもかわいらしく、アイのグッズでいっぱいのルビーの部屋も見応えがある。有馬かな役の原は、子役出身という共通項を持ち「有馬かなに感情移入しすぎた。過去一番、共感できる部分の多いキャラクター」(ワールドプレミアにて)と愛情を傾けながら人気キャラを演じている。高校で再会した3人がわちゃわちゃと会話を繰り広げるシーン、アクアを見守り続けてきた五反田監督(金子ノブアキ)と母親とのやり取りも、【推しの子】のコメディとしての面白さがギュッと詰め込まれていて胸が踊る。劇中劇「今日は甘口で」の再現度にも注目だ。
主題歌:ロクデナシ「草々不一」
●あらすじ
アクアは鏑木プロデューサーからアイの情報を得るために、恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」に出演する。アクアは台本のない番組を盛り上げていくが、番組内でのある事件をきっかけに共演者の黒川あかね(茅島みずき)が世間からバッシングを受けてしまう。アクアは、あおった番組側とネットで好き放題言うヤツらに対して怒り、“本当のリアリティショー”を見せることで炎上を治めようとする。
努力家の女優・あかねと、大人気インフルエンサーのMEMちょが登場。茅島が、誹謗中傷を受けて追い込まれていくあかねの痛み、そして内に秘めた芯の強さまでを表現している。原作でも話題となったあかねが歩道橋に立つ一幕は、息を呑むような切実さがある。ツノがトレードマークというMEMちょを演じたあのは驚くほど役柄にハマっており、人気インフルエンサーとしての説得力もバッチリ。カチューシャタイプで作られたツノにはさまざまなバリエーションがあるというから、目を凝らしてみたい。またアイドルとしての活動を始めるルビーとあかねの前に現れる覆面筋トレ系YouTuberのぴえヨンも、しっかりと参戦。覆面をしているので顔はわからないが、演じているのはマヂカルラブリーの野田クリスタルというサプライズもうれしい。
主題歌:Da-iCE「オレンジユース」
●あらすじ
ルビーとかなは正式にアイドルデビューに向けて準備を進め、ユニット名はアイのいたグループと同じ「B小町」に決定。元々アイドル志望だったMEMちょも、「B小町」の一員となる。MEMちょの手腕により、「B小町」は早速「ジャパン・アイドル・フェス」という大きな舞台でのライブが決まる。一方、アクアは鏑木の話からアイが過去に「劇団ララライ」のワークショップに通っていたことを知る。そこでさらなる手がかりを掴むためアクアは「劇団ララライ」の団員やスタッフが参加する、ドラマ「東京ブレイド」に出演することを決意する。
MEMちょが、アイドルグループに誘われる第4話。温かな夕焼けとMEMちょの中に灯った情熱、未来への光がリンクする美しい場面にグッと心を掴まれる。MEMちょが涙と笑顔をにじませながら加入を決める瞬間は、“俳優・あの”の可能性をたっぷりと感じさせてくれるはず。そしてルビー、かな、MEMちょが顔を揃えて「B小町」が爆誕。レッスンを重ねながら3人が仲間になっていく様子はハッピーな高揚感に満ち、メンバーカラーを加えたチェック柄のデビュー衣装も、それぞれの個性とグループとしての魅力が感じられてなんともキュート。MEMちょはファンが真似しやすいアイテムとしてウエストポーチをつけているなど、「MEMちょならきっとこういうアイデアを加えるはず」とキャラクターを深く読み込んだ上での細やかな衣装のこだわりもアリ。齊藤&原&あのによるアイドル姿は「この3人で本当にデビューしてほしい!」と願いたくなるほど、バランスも抜群だ。
主題歌:I's「Past die Future」
●あらすじ
「東京ブレイド」の準備が迫る中、原作者の鮫島アビ子(志田未来)は脚本に納得できず、自ら脚本を書くと言い出す。アビ子の師匠である吉祥寺頼子(安達祐実)や制作プロデューサーの雷田(中村蒼)の必死の説得により、アビ子は脚本家・GOA(戸塚純貴)とともに新脚本を完成させる。アクアは演出・金田一(尾美としのり)から求められる高いハードルの芝居中、あるトラウマが蘇ってしまう。一方、ついに「ジャパン・アイドル・フェス」のステージへ立つB小町。MEMちょ、ルビーが観客を魅了していく中、かなは自分を見てくれる人は誰もいないと感じていたが、かなのメンバーカラーである白いサイリウムを掲げる観客を見つける。
「東京ブレイド」をめぐって、アクアとあかねが「人気漫画の実写化は、炎上は免れない」と会話を展開。そこに挑んでいる当人たちの心情と重なるような、不思議な面白さを味わえる。芸能界が舞台となる物語を、実際にその世界に生きる人々が作ることで生まれるリアリティも本作のポイント。また「ジャパン・アイドル・フェス」における「B小町」の初ステージも、第5話のハイライト。歌う楽曲「我ら完全無敵のアイドル!!」は、本作のために書き下ろされたもの。「だぞっ」と決めるポーズや振り付けも愛らしく、一度聴いたら頭から離れないアイドルソングとして完成している。初ステージとあって、最初はイマイチだった会場の盛り上がりが次第に熱を帯びていく様子や、アクアのキレキレのオタゲー、白いサイリウムを見つけたかなの最高の笑顔など、原作リスペクトをびしびしと浴びることができる。
主題歌:ヤバイTシャツ屋さん「ええがな」
●あらすじ
突如倒れてしまったアクア。介抱するあかねは、さまざまな状況証拠から、アクアとルビーの実母がB小町のアイだということに気がつき、アクアの目的も察する。前途多難な「東京ブレイド」には次々とトラブルや試練が訪れるが、原作者・アビ子はかつて苦楽を共にした吉祥寺の助言もあり、脚本家・GOA、雷田プロデューサーと共に最後まで“攻め”の姿勢を貫く。鏑木の話から、自分たちの父親が芸能関係者にいる可能性があると考えていたアクアは、知り合った関係者のDNAを収集し鑑定に出していた。その結果、ある人物が自分の異母兄弟であることを知る。
「東京ブレイド」の撮影が進む中、アクアは役とともに自らの心に向き合っていく。感情を爆発させる櫻井の熱演は、釘付けになること間違いなし。もともと原作ファンだったという櫻井は「これだけ人気の作品を実写化するということに対して、最大限の愛とリスペクトを持って接しなければいけないと思いました」、「プレッシャーもありましたが、現場に入ってからは決して一人で戦っているわけではなく、組全体で同じ方向に向かっているという感覚がありました」(ワールドプレミアにて)と原作愛と現場への信頼感をにじませていた。本作でドラマ単独初主演、映画初主演を果たした櫻井だが、座長として大役を担い、しっかりと気迫を見せつけた。役者としての彼のターニングポイントとしても、観る価値のある作品だといえよう。また第6話は役者としてしのぎを削る、かなとあかねのバチバチ感をふんだんに楽しめる回としてもオススメ。
主題歌:WANIMA「爛々ラプソディ」
●あらすじ
「劇団ララライ」の劇団員に自分の異母兄弟を見つけたアクアだが、同時に父が既に亡くなっていることを知る。復響する相手が既にこの世にいないと知ったアクアは、自分のために生きることを考え始める。「B小町」は新曲のMVロケに行くことに。偶然にもその場所はかつてアクアとルビーが生まれた病院のある場所だった。そこでルビーは、自分が生まれ変わる前に慕っていた病院の“せんせ(先生)”ことゴロー(成田凌)の亡骸を発見する。
ゴローとさりな(稲垣来泉)ちゃんの関わりが明らかとなる回。成田のゴローへのハマり具合もすばらしく、稲垣の名演は涙を誘うなどここでもキャスティングの妙を確かめられる。また「B小町」は新曲を獲得し、新たな一歩を踏み出す。彼女たちの初のオリジナル楽曲として登場する「トワイライト」も本作のために書き下ろされたもので、切なさと力強さを兼ね備えた1曲となっている。アイドル衣装や楽曲、振り付けもすべて「本物のアイドルを作る」という気合いや情熱が感じられるものばかりで、「B小町」の成長ストーリーとしても胸がときめくような場面が満載だ。「トワイライト」のMV撮影のシーンでは闇落ちしたルビーが涙をこぼすなど、齊藤の見せる新鮮な表情にハッとさせられる。ラストにはカミキの姿もお目見え!
主題歌:水曜日のカンパネラ「動く点P」
●あらすじ
アイとゴローを殺した犯人の手がかりを求め、芸能界で精力的に活動するルビー。おかげで「B小町」はブレイク寸前の盛り上がりをみせていた。アクアはルビーの活躍の裏にアイの死後、行方不明となっていた元苺プロ社長・斉藤壱護(吉田鋼太郎)の協力があることを知り、会いに行くが、そこで実父は自分がたどり着いた人物ではないことに気付かされる。一方、ルビーに頼り切りの「B小町」のヒットに悩むかなが起こした行動が、スキャンダル記事として週刊誌に掲載される危機に。アクアは記事を取り下げる交換条件に、禁断の情報を週刊誌へ渡す。
7話のラストで二宮演じるカミキがついに姿を現すなど劇場版に向かって展開も勢いづき、各キャラクターの本音、思惑、葛藤がどんどん深化していく。少年時代の自分とゴローから責められるアクア、ルビーがアクアにお見舞いするビンタ、有馬かなの号泣&ヒートアップしていく感情はじめ、実写として生々しくような伝わる場面も印象的。頑張り屋で不器用な有馬かなの魅力をキラキラと輝くほど、振り切って表現した原の演技は圧巻だ。またアクアやルビーの衣装は、ダークになっていくストーリー展開やメンタルに合わせて暗い服になっていくなど、心情に寄り添った仕掛けも彼らの物語をより鮮やかなものとしている。
主題歌:梅田サイファー「REVENGE」
劇場版のファイナル予告では、「全部僕のせいだ」とゾワっと鳥肌が立つような笑顔を見せるカミキの姿が映し出されている。二宮の怪演が、ドラマ&映画【推しの子】をまた一段新たなステージへと引き上げていることは間違いない。役者は揃った。カミキとの対面でアクアたちの旅路は、一体どこへ辿り着くのか。初代「B小町」、「B小町」のパフォーマンスをスクリーンで拝める機会という意味でも、待ち遠しい!いよいよ12月20日(金)、映画「【推しの子】 The Final Act」の幕が上がる――。
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文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。