「ロッキー」フェス、ロケ地の米フィラデルフィアで初の開催!
2024年12月4日 21:00

映画「ロッキー」シリーズの聖地として知られる米フィラデルフィアで、第1作の公開48周年を記念した初の「RockyFest」が開幕したと、英ガーディアンが報じている。目玉となるのは、主演のシルベスター・スタローンが個人コレクションから1カ月間限定で貸し出した新たなロッキーの銅像だ。
映画でロッキー・バルボアが駆け上がったフィラデルフィア美術館の階段は、作品の象徴的な場面として知られる。1982年、スタローンは映画「ロッキー3」にも登場した銅像を市に寄贈。当初は階段の上に設置されたが、議論の末、2006年に階段下へ移設された。現在も世界中から訪れるファンが、主人公のように階段を駆け上がり、像の前で写真を撮る人気スポットとなっている。
12月8日まで開催される「RockyFest」では、バスツアーや壁画のお披露目、映画マラソン上映などが行われる。今回、階段上に設置された第2の像は、数日前から覆いがかけられていたものの、両手を上げたポーズが見え隠れし、ファンの間で話題を呼んでいた。
祭典に出演予定の俳優はいないが、スタローンはメッセージを寄せている。「この像は、映画『ロッキー』が象徴するすべて、すなわち不屈の精神、心意気、そしてロッキーとフィラデルフィア市民との絆を表現しています。48年間支え続けてくれたファンへの贈り物です」
フィラデルフィア・ビジターセンターのキャスリン・オット・ラベル最高経営責任者は「毎日、世界中のファンが美術館の階段を駆け上がり、ロッキー像と写真を撮るために訪れています。困難を乗り越えてチャンピオンになるというメッセージは、多くの人々の心をとらえ続けているのです」と語っている。
公開から半世紀近くを経た今なお、「ロッキー」は世代を超えて人々に勇気と希望を与え続けているようだ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー