映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

ニコラス・ケイジ、若手俳優にAIの脅威を警告「この技術はあなたたちの道具を奪おうとしている」

2024年10月22日 13:00

リンクをコピーしました。
ニコラス・ケイジ
ニコラス・ケイジ
Photo by Amy Sussman/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images

第25回ニューポートビーチ映画祭に登壇したニコラス・ケイジが、人工知能(AI)技術の進化が俳優の表現を脅かす可能性があると警告したことを、米Deadlineが報じている。ケイジは特に「デジタルレプリカ(EBDR)」と呼ばれる技術に対する懸念を表明している。

EBDRは俳優の演技を基に作成されるAI技術で、撮影後でも俳優の顔、声、セリフ、動き、さらに演技そのものを変更可能にする。ケイジは若手俳優たちに向けて、「スタジオはこの技術を使って、撮影後でさえもあなたのすべてを変えることができる」と警告し、EBDRの使用を許可する契約への署名には慎重になるよう呼びかけた。

アカデミー賞受賞俳優として知られるケイジは、「映画での演技は、非常に手作りで有機的な、一から作り上げるプロセスだ」と強調。「それは心から、想像力から、思考や細部、そして考えや準備から生まれるものだ」と、俳優の創造性の重要性を説いた。

これは今回が初めての警告ではない。昨年7月のインタビューでも、ケイジはAIへの強い懸念を表明していた。「AIには本当に恐れている」と語り、「アーティストの真実はどこに行き着くのだろうか? それは置き換えられてしまうのか? 変質させられてしまうのか?」と問いかけていた。

ケイジの発言は、昨年の米俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキでも大きな議題となったAI技術の使用問題を、改めて浮き彫りにした。俳優の権利と創造性を守ろうとするアーティスト側と、新技術の活用を推進するスタジオ側との対立構図が、ケイジの警告によってより鮮明になった形だ。この問題は、ハリウッドにおけるAI技術の倫理的使用と、芸術表現の本質に関する議論をさらに加速させそうだ。

ニコラス・ケイジ の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」の注目特集 注目特集

映画「F1(R) エフワン」 NEW

【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上

提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画の注目特集 注目特集

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画 NEW

【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!

提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男の注目特集 注目特集

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男

【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。

提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作の注目特集 注目特集

186億円の自腹で製作した狂気の一作

【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…

提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?の注目特集 注目特集

なんだこの映画は!?

【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!

提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――の注目特集 注目特集

すさまじい映画だった――

【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。

提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!の注目特集 注目特集

“生涯ベスト”の絶賛!

「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】

提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!の特別企画 特別企画

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選! NEW

「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画.com注目特集 6月27日更新

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る