「野生の島のロズ」が北米NO.1デビュー 予想を上回る好調なスタート、続編にも期待
2024年10月1日 23:00

ドリームワークス・アニメーション制作、ユニバーサル・ピクチャーズ配給のアニメーション映画「野生の島のロズ」が、北米で予想を上回る好調なスタートを切った。Box Office Proによると、初週末の興行収入は3500万ドル(約52億円)を記録し、3962スクリーンで上映。スクリーンあたりの平均収入は8834ドル(約132万円)となった。
「野生の島のロズ」は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる「野生のロボット」シリーズを原作とする。野生の島で起動した最新型アシストロボット「ロズ」が、ひょんなことから愛情を持つようになり、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語だ。監督を務めるのは、「ヒックとドラゴン」の共同監督として知られるクリス・サンダース。
映画は批評家や観客から好評を得ており、レビュー集計サイトRotten Tomatoesでは批評家、観客ともに98%の高評価を獲得。さらに映画の品質を示す指標CinemaScoreでも最高ランクの"A"評価を得ている。
観客層は予想外の広がりを見せ、52%が男性、58%が25歳以上と、子ども向け映画の枠を超えた人気を獲得。海外でも公開が始まっており、メキシコを中心に21の国際市場で好調な滑り出しを見せている。グローバルでの累計興行収入はすでに5306.5万ドル(約79億円)に達している。
サンダース監督は続編への意欲を示しており、「絶対に作りたい」と語っている。原作シリーズは日本では「野生のロボット」「帰れ野生のロボット」が出版されており、未邦訳の3作目「ワイルド・ロボット・プロジェクツ(原題)」も存在する。続編について、監督は「最初の本では、ロズは状況の犠牲者でしたが、2作目では自身で問題に取り組み、自分の旅をコントロールしています」と語り、キャラクターの成長を示唆している。
「野生の島のロズ」は2025年2月7日に日本公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレ厳禁の超一級サスペンス】全感覚を研ぎ澄ませろ――スパイによる究極のスパイ狩り
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です
【ラスト5分の余韻が、あなたの生涯に影響する】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント