台湾の人気映画・ドラマ11作を一挙上映「TAIWAN MOVIE WEEK」10月17日から開催 ツァオ・ヨウニンの来日も決定
2024年9月23日 08:00
台湾の人気映画・ドラマ11作を一挙上映する「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」が、10月17~26日にTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷、TOHOシネマズ 池袋、ところざわサクラタウンで開催されることが決定した。10月17日には「KANO 1931海の向こうの甲子園」で知られ、「夏日的檸檬草(原題)」に主演したツァオ・ヨウニンが来日してトークショー(TOHOシネマズ 日比谷上映回)を行う。
ラインナップは、5月に劇場公開された藤井道人監督・脚本の日台合作のラブストーリー「青春18×2 君へと続く道」のほか、ベストセラー小説を映画化した「夏日的檸檬草(原題)」(8月台湾公開・日本初公開)、2023年に台湾上半期映画興行1位を記録した「僕と幽霊が家族になった件」など、日本初上陸作品を含むバラエティに富んだ11作品。参加は無料(応募抽選)で、全11作を1回ずつ上映する。
ツァオ・ヨウニンは2014年に俳優デビューし、「KANO 1931海の向こうの甲子園」でエースピッチャーのアキラ役を演じ、第16回台北電影節の最優秀助演男優賞を受賞。芸能活動と並行し、野球の年代別の台湾代表選手に選ばれ、様々な国際試合で活躍していたが、16年からは芸能活動に専念。5年ぶり3回目の来日となるツァオ・ヨウニンは、「TAIWAN MOVIE WEEKに参加でき、とても嬉しいです。そして、私の最新作『夏日的檸檬草』を日本のファンの皆さんに観ていただくことができるのも、すごくワクワクしています」とコメントを寄せた。
ツァオ・ヨウニンのコメント全文と、各上映作品の詳細は以下の通り。
そして、私の最新作『夏日的檸檬草』を日本のファンの皆さんに観ていただくことができるのも、すごくワクワクしています。
今回のTAIWAN MOVIE WEEKでは近年の台湾人気作品もたくさん上映されるので、皆さんに楽しんでいただければ嬉しいです。
最近、国際的共同制作の作品も増えていますし、いつか日本と一緒に作品に携わればと思います
会場:TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン10
抽選受付期間:10月6日午後11時59分まで
座席・料金:自由席・無料
10月17日 午後6時半~「青春弑恋」
10月18日 午後6時半~「オールド・フォックス 11歳の選択」
10月24日 午後6時半~「Be with me 一緒にいて」
10月25日 午後6時半~「青春18×2 君へと続く道」
10月26日 午後1時~「流麻溝十五号」
シャオシャと幼なじみのヨーズは学校で一目置かれるカップルだが、シャオシャだけは彼女の心が転校生のチェンイーに奪われていることを知っていた。成績優秀で、才能にあふれ、ケンカも強い。一見飄々としたチェンイーは、実はシャオシャにある秘密を隠していた。一方、幼い頃からシャオシャのそばにいたポメロは、彼に近づこうとする者を厳しく監視していた。
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名匠ホウ・シャオシェン製作、シャオ・ヤーチュエン監督のヒューマンドラマ。台北郊外に父と二人で暮らすリャオジエは、いつか自分たちの家と店を手に入れることを夢見ていた。ある日、リャオジエは“老獪なキツネ”と呼ばれる地主・シャと出会う。優しくて誠実な父とは真逆で、生き抜くためには他人なんか関係ないと言い放つシャ。バブルで不動産の価格が高騰し、夢が遠のいていくのを目の当たりにし、リャオジエの心は揺らぎ始める。
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出演:チャールズ・トゥ、マイケル・チャン、リウ・ミンティン、ジェーム・カサマ
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「僕と幽霊が家族になった件」のスピンオフドラマ。現場に言葉遊びの手がかりを残す連続殺人事件が発生。正港署新任のキャップとお調子者の刑事は、殺人鬼が提示する危険なパズルを解こうと奔走する。
名匠ホウ・シャオシェン製作。映画のアートディレクターのフェイは、病気の父親の看病で故郷に戻るため、途中で制作を離れなければならなくなる。改築中の古い台北の家を離れ、家族とともに故郷の嘉義に戻ったフェイは、祖父の人生の足跡をくまなく踏みしめ、祖父の信念と遺産を思い出し、人生を立て直すために自らの力を取り戻す。
18歳のジャン・ウェンが改造銃で乱射事件を起こした。その動機について周囲の誰も見当がつかない。現場に居合わせた記者のメイ・ジュンズは事件の真相を突き止めるべく動き出す。ジャン・ウェンとともに漫画を創作していた親友アーシン、メイが取材していた老朽化アパートの住人リン・ジャーリン、彼女とオンラインゲームでつながる市役所のフー・ジーセン、彼と結婚を控えながらも広告会社で残業続きのビータ。人生の悩みや不満を抱える6人の運命が交錯する。
始まりは18年前の台湾。カラオケ店でバイトする高校生・ジミーは、日本から来たバックパッカー・アミと出会う。天真爛漫な彼女と過ごすうち、恋心を抱いていくジミー。しかし、突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する。時が経ち、現在。人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、かつてアミから届いた絵ハガキを再び手に取る。初恋の記憶がよみがえり、ジミーはあの日の約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意する。
1953年。政治的弾圧が続く中、罪を課せられた者は思想改造および教育・更生のため緑島に収監されていた。連行された者たちは、名前ではなく番号に置き換えられ、囚人として「新生訓導處」に監禁、重労働を課せられる日々を余儀なくされた。絵を描くことが好きな高校生のユー・シンホェイ。子どもが生まれて間もなく投獄された看護師のイェン・シュェイシア。妹を拷問から守るために自首して囚人となったダンサーのチェンピン。台湾語、北京語、日本語などを駆使しながら、一日一日を生き延びようと過ごす人々。考えることは罪なのか。これまで閉ざされていた歴史にまた一つ光が射す。
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