伝統的鮭漁、信仰を次世代に伝えていく家族のドキュメンタリー「アイヌプリ」12月14日公開
2024年9月6日 18:00

北海道・白糠町で伝統的な鮭漁をはじめとしたアイヌ文化を継承し、日常の中で”アイヌプリ”(アイヌ式)を実践する人々を福永壮志監督が追ったドキュメンタリー「アイヌプリ」が、12月14日公開される。合わせて第29回釜山国際映画祭への出品も発表された。
監督は、「山女」(23)でTAMA映画祭最優秀新進監督賞を受賞、「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス)でも監督を務めるなど、国内外で高い評価を受けてきた福永壮志。
「アイヌモシリ」では、北海道・阿寒湖のアイヌコタンで暮らす少年の成長を通して、現代のアイヌ民族のリアルな姿を描き、2020年トライベッカ映画祭のインターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門に正式出品され、審査員特別賞を受賞。そして本作「アイヌプリ」では、北海道・白糠町で生きるアイヌの家族に密着し、祖先から続く鮭漁の技法や文化、信仰等を次世代に伝えていく等身大の姿を映し出し、自らのルーツを大事にしながら今を生きる彼らの姿に迫る。
12月14日からユーロスペースほか、全国順次公開
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