「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」初出しシーン満載の新予告&ポスター完成 主題歌は「水曜日のカンパネラ」
2024年9月5日 05:00
天海祐希主演で人気児童小説シリーズを実写映画化する「映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の主題歌が、3人組音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」による書き下ろし曲「願いはぎょうさん」に決定した。楽曲を使用した新予告(https://youtu.be/0E1ltTDRD5o)には、大橋和也(なにわ男子)、伊原六花、そして「たたりめ堂」店主・よどみ役の上白石萌音の初出し本編シーンがふんだんに使われている。あわせて、本ポスターもお披露目された。
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(作:廣嶋玲子 絵:jyajya/偕成社刊)は、老若男女、幸運な人だけが辿り着ける不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末を描く物語。2013年の小説刊行から人気を博し、4月からはシリーズ新章がスタート。アニメ、舞台、ゲーム、2022年から継続中の西武園ゆうえんちとのコラボなど様々なメディアミックスを展開し、世界累計発行部数は1000万部を突破している。
幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでも叶えることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、年齢不詳の紅子(べにこ)。紅子は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている。
映画版では、天海が3時間超えの特殊メイクで紅子役に挑み、オリジナルキャラクターの新米教師・等々力小太郎役で大橋、小太郎の大学時代の後輩でファッション雑誌の編集者・相田陽子役で伊原が出演。さらに原作でも人気の高い「たたりめ堂」店主・よどみ役で上白石が初の悪役に挑戦する。
「リング」「スマホを落としただけなのに」シリーズを手掛けた中田秀夫監督がメガホンをとり、脚本は「映画 聲の形」「映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」の吉田玲子が担当した。
「水曜日のカンパネラ」の詩羽は、主題歌「願いはぎょうさん」について「作品のストーリーに寄り添いながら、映画を見終わった後に、みんながポジティブな気持ちになれたら」という願いを込めたことを明かし、「この映画を観て、『願いはぎょうさん』を聴いて、少しでも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せた。
映像では、新米教師・小太郎(大橋)の初々しい姿が映し出されるとともに、彼の周りで悩みを抱えている様子の人たちが描かれる。小太郎の大学の後輩・相田陽子(伊原)はファッション雑誌の編集者だがお洒落に疎く、美大を目指す小太郎の妹・まどか(平澤宏々路)は絵に自信が持てなくなってしまう。
願いが叶う駄菓子屋「銭天堂」の「ヤマ缶詰」「もてもてもち」などワクワクするような駄菓子が登場する一方で、「たたりめ堂」店主・よどみが邪気にまみれた笑みで客を待ち構える。不穏な展開とは相反するように、主題歌「願いはぎょうさん」が金の招き猫とともに軽快なリズムを奏で、さらに山本未來や渡邊圭祐ら新キャストも登場する。
「映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は12月13日公開。「水曜日のカンパネラ」の詩羽と、今安玲子プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
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