辻村深月が描く青春感動作「この夏の星を見る」映画化決定 25年公開
2024年9月4日 15:00

直木賞作家・辻村深月氏による青春小説「この夏の星を見る」(角川書店)が実写映画化され、2025年に公開されることが決定した。
20年春、コロナ禍で登校や部活動が次々と制限される中、全国の中高生は複雑な思いを抱えていた。茨城県の高校2年生、亜紗(あさ)。渋谷区の中学1年生、真宙(まひろ)。長崎県五島列島の旅館の娘、円華(まどか)。天文活動で出会った生徒たちは、オンライン会議を駆使して、全国でつながっていく。望遠鏡で星をつかまえるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」開催の次に彼らが狙うのは――。
辻村氏は、04年に「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞しデビュー。11年に「ツナグ」で吉川英治文学新人賞、12年に「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞。18年には「かがみの孤城」で本屋大賞第1位に輝いた。主な著書に「凍りのくじら」「スロウハイツの神様」「ハケンアニメ!」「島はぼくらと」「朝が来る」「琥珀の夏」「ふちなしのかがみ」「本日は大安なり」「きのうの影踏み」「闇祓」「嘘つきジェンガ」などがあり、映画化された作品も多い。辻村氏のベストセラーを藤ヶ谷太輔と奈緒の主演で映画化した「傲慢と善良」が9月27日に公開される。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレを食らう前に、自力で“答え”にたどり着きたい】全感覚を研ぎ澄ませろ――超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる、スリルすごすぎた…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント