脳、大腸、眼球、男性器、帝王切開…外科手術を医師視点で見つめ、人体の神秘と人間の恐怖の根源を探る「人体の構造について」11月22日公開
2024年9月4日 17:00

医師の視点で外科手術を見つめ、人体の神秘と人間の恐怖の根源を探るドキュメンタリー映画「人体の構造について」(原題:De Humani Corporis Fabrica)が11月22日公開される。このほど、特報予告と日本版ポスタービジュアル、場面写真5点、本作の字幕監修を行った東京大学名誉教授の養老孟司氏からのコメントが披露された。
初監督作「リヴァイアサン」(04)で圧倒的な映像体験を“発明”し、世界的な名声を集めたルーシァン・キャステーヌ=テイラーとバレナ・パラベルのハーバード大学感覚人類学研究所の人類学者監督コンビ。2人が新作のテーマに選んだのは、最も身近ながら神秘のベールに包まれた「人体」だった。
本作は「人体」が最大の関心事となる場所=パリ北部近郊の5つの病院のオペ室を舞台に展開する “21世紀の人体解剖書”。医師視点のカメラや内視鏡の映像を使い、脳や大腸、眼球、男性器など様々な外科手術や帝王切開の模様を医師の視点で見つめる。思わず目をそむけたくなるほどの生々しさと同時に、肉体が持つ生命力や美しさを感じさせてくれる。また、死と隣り合わせの職場での医療従事者たちの心境や、死体安置所でのおくりびと達の仕事ぶりが描かれ、医療とは何か? 肉体と魂とは何か? 人体の神秘と人間の恐怖の根源を探るドキュメンタリーだ。
約30秒の特報予告は、養老孟司氏による推薦コメント「ふだんは見られない手術時の臓器や内視鏡の映像が見られる。これは貴重な体験になると思う」にはじまり、圧倒的な映像体験という宣伝文句に違わぬ本編の一部分を垣間見ることができる。日本版ポスタービジュアルは、岡野登(Cipher.)氏が担当。人体頭部のレントゲン写真がアートのように配置され、本国の監督たちも「素晴らしい!」とその出来に太鼓判を押している。
本作はまた、カンヌ国際映画祭監督週間で上映されたのち、デビッド・ロウリー監督(「グリーン・ナイト」「さらば愛しきアウトロー」)が年間ベストに選ぶなど、映画人からの評価も高い。前評判の高さから、日本でも今年3月にTBSドキュメンタリー映画祭の海外招待作品としてプレミア上映された。
「人体の構造について」は、11月22日からヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町ほか全国公開。
(C)Norte Productions - CG Cinéma - S.E.L - Rita Productions - 2022
フォトギャラリー
関連ニュース





英国最恐暴君VS最後の王妃「ファイアーブランド」25年2月公開 ヘンリー8世役のジュード・ロウは役作りで“悪臭”放つ
2024年12月26日 10:00

映画.com注目特集をチェック

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

「パディントン」シリーズ“最高”の一作!
【消えた黄金郷の秘密】ありがとう、そして…さようなら!? 最幸&感涙の結末は絶対に観てほしい…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12