「【推しの子】」2.5次元舞台編を舞台化、12月上演 アクア役の小宮璃央らキャスト&スタッフ一挙発表
2024年8月30日 19:00
人気漫画「【推しの子】」の舞台化が決定し、「演劇【推しの子】2.5次元舞台編」として、12月に東京と大阪で上演されることが決定した。小宮璃央をはじめとする出演者の顔ぶれが明らかになっており、本編と劇中劇「東京ブレイド」のキービジュアルが公開されている。
原作は「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の赤坂アカ氏と「クズの本懐」の横槍メンゴ氏がタッグを組み、2020年から「週刊ヤングジャンプ」で連載している芸能界漫画。推しアイドル・星野アイの隠し子・アクアとして生まれ変わった産科医が、母の死の謎を究明すべく、同じく転生者である双子の妹・ルビーとともに芸能界に身を投じる姿を描く。23年にテレビアニメがスタートし、今年7月から第2期が放送中。11月28日には実写ドラマシリーズの配信がスタートし、12月20日にはドラマの続編となる実写映画が劇場公開予定。
「演劇【推しの子】」では、原作の第5章「2.5次元舞台編」を舞台化。“漫画作品の演劇化(2.5次元舞台)”である「東京ブレイド」の制作ドラマを、舞台ならではのオリジナル要素を交えて上演する。
アクア役の小宮は「東京ブレイド」でアクアが演じる刀鬼役も担当。姫川大輝/ブレイド役を安西慎太郎、有馬かな/つるぎ役を佐竹桃華、黒川あかね/鞘姫役を内田未来、鳴嶋メルト/キザミ役を土屋直武、鴨志田朔夜/匁役を北村諒が務める。鮫島アビ子を田上真里奈、吉祥寺頼子を平体まひろ、雷田澄彰を鯨井康介、GOAを馬場良馬が演じる。また「劇団ララライ」のみたのりお/百目役に石田隼、里見勇気役に杉山圭一(★☆北区AKT STAGE)、船戸竜馬役に多田直人(演劇集団キャラメルボックス)、林原キイロ役に三浦修平(劇団扉座)、吉富こゆき役に永田紗茅(柿喰う客)、化野めい役に古賀ありさ(演劇集団 円)、海路ソウタ役に白崎誠也(ジャパンアクションエンタープライズ)、山中タンジ役に寒川祥吾(ジャパンアクションエンタープライズ)が配された。
脚本・演出・作詞を「舞台『文豪ストレイドッグス』」「ワールドトリガー the Stage」の中屋敷法仁、音楽を「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」で中屋敷とタッグを組んだ和田俊輔と、「『Dr.STONE』THE STAGE~SCIENCE WORLD~」のはるきねるが担う。
本編のキービジュアルでは、アクアをはじめとする「東京ブレイド」の出音者たちが、やり手プロデューサーである雷田らスタッフたちとともに舞台制作に挑む姿が切りとられている。「東京ブレイド」のキービジュアルは実際の2.5次元舞台さながらのデザインで、ブレイドや刀鬼らが激突する様子が「劇団ララライ」のロゴとともに映し出されている。
東京公演は12月13~22日にシアターH、大阪公演は12月26~29日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われる。チケット価格は1万1000円。9月3日まで最速先行抽選を受け付けている。
キャスト陣、スタッフからのコメント全文は以下の通り。
自分自身、この原作が好きで出演が決まる前から読んでいました。
なので今からアクアを演じることが楽しみです。
いち読者、いちオタクとして精一杯演じさせていただきます。
たくさんの方にぜひ足を運んでいただき、この作品を舞台化して良かったと感じていただけるよう精進いたします。よろしくお願いします。
今回、「【推しの子】」に出演できることをとてもうれしく、そして光栄に思います。
たくさんの方に愛されている大人気原作ですので、原作ファンの皆様に負けぬ愛情を注ぎ、強い覚悟をもって、ていねいにていねいに制作していきたいと思っています。
カンパニー全員で手と手を取り合い、心と心を繋ぎ合わせお客様に喜んでいただける作品をお届けできるよう死ぬ気混じりの本気で今作に取り掛かります。
ぜひとも、劇場へお越しください。
観てくださった方に、有馬かながいた! と思っていただけるように、全身全霊で向き合っていきますので、楽しみにしていただけると幸いです。ご来場お待ちしております。
私自身、幼い頃からこのお仕事を始めたので、「【推しの子】」に登場する人物達の言葉や思いには強く頷いてしまいます。
そのなかでもあかねちゃんには共感する部分が多かったので、今回演じることができとてもうれしいです。
あかねと鞘姫、どちらも精一杯向き合い、大切に演じさせていただきます!
役者が役者として生きる姿や、普段見られない舞台上以外の姿などを自分と照らし合わせながらメルトくんとも重ねています。お芝居、役者の世界を少しでも覗いていただけたらと思います。
舞台の現場を知っているからこその感覚も駆使して演じたいですし、業界の中での話に留まらず、人と人って、社会ってこういうところあるよね、と感じて楽しんでいただきたいです。ご観劇お待ちしています。
原作を愛する気持ちと共に演劇を愛する気持ちを強くもって、最高の舞台をお届けできるよう、座組の皆様と熱く稽古に挑みます!
私自身「【推しの子】」の舞台化に驚き、どのような作品になるのかと期待をしている原作ファンのひとりです。
2.5次元舞台に長く携わらせていただいてきた経験をフル活用して、力の限り演じさせていただきます。今から
とても楽しみです!
ゾクゾクしますね……。ワクワクしますね……!!! そんな素敵な瞬間に立ち合えることうれしく思います。
少なからず「2.5次元舞台」に携わってきた人間として、自分なりにも向き合っていければ良いなと思っています。
ただ裏が表になることもありますし、表が裏になることもあります。
何が言いたいのかというと、自分で選択したことなら最後まで全力でやり続けたいということです。
そこには表も裏も存在しません。
そういう想いを持って、「【推しの子】」を全力で楽しみたいと思います!
このたびは「【推しの子】」舞台化決定、おめでとうございます。
自分も劇団に所属しておりますので、「2.5次元舞台編」は特に注目しておりました。
「演劇【推しの子】」そして「東京ブレイド」を皆さんと盛り上げられるよう、全身全霊で挑ませていただきます。よろしくお願いいたします。
熱と舞台の熱をリンクさせた、素敵な作品になるように頑張ります。
も楽しみです。舞台に参加する一員として精一杯頑張りたいと思います。
この作品の持つ大きなパワーやメッセージを伝えられるよう、お客様にとって最高の体験となりますよう、カンパニーの皆様と突き進んでゆきます! とてもわくわくしています! よろしくお願いいたします!
今からどんな景色になるのか楽しみで仕方がありません。多くの方々に愛される舞台になるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。
漫画が好きだ! 演劇が好きだ! つまり「2.5次元舞台」が大好きだ!
芸能界の光と闇を描く「【推しの子】」! そのなかでも「2.5次元舞台編」は、メディアミックスの複雑さ、演技の難しさを克明に暴きながら、俳優やクリエイターへの絶対的な愛が感じられる快作です!
演劇人のひとりとして、「演劇【推しの子】」に魂を捧げます!
思えば2015年くらいから早9年、まもなく10年近くに渡り2.5次元舞台の盛り上げに尽力を重ねてきた(と思いたい笑)そんな自分が、「【推しの子】2.5次元舞台編」の音楽制作に臨むことになるとは……神様、こんなことってあるのですね!?
なんだか禁断の箱を開けちゃいそうな恐怖がありつつ、自分への戒めや反省も感じつつ。
いやそんな不安は横目に、「【推しの子】」ならではの大胆な切り口で2.5次元音楽を最前線の現場よりたっぷりお届けしたいと思います!
今回連名で音楽を担当させていただく、和田俊輔さんのアシスタントとして舞台業界でお仕事をするようになりました。
「【推しの子】2.5次元舞台編」が連載されていたのは、私が初舞台のアクアのようにぴよぴよの駆け出しだったころ。経験もなかったのでこんな全部ひっくり返ることあるの!?! って手に汗握っていました。
あれから数年が経ち、今では劇場で音楽を聴いてもらえるようになり、信念を持って作っているからこそぶつかるということを実感を持って知っています。いいものを目指して、ぶつかりながら作っていきます!
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。