仲野太賀が十一面観音、神木隆之介がヨハネ! 映画「聖☆おにいさん」でイエス&ブッダを取り巻くTeam天界に参戦!
2024年8月23日 07:00
松山ケンイチ、染谷将太が主演を務め、福田雄一監督がメガホンをとる「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」に、仲野太賀と神木隆之介が出演することが発表され、併せて第2弾メイキング映像(https://youtu.be/QNULgK80TQQ)が披露された。
原作は、異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中/既刊21巻)。“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する日常を描き、累計発行部数1700万部を超える大ヒットとなった。2018年には、俳優の山田孝之が製作総指揮、松山と染谷が主演、福田監督が脚本を手掛け、ドラマ化された。
映画版では、原作者の中村氏が映画化のために描いた長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」を完全実写化。下界でのバカンスを奔放に楽しむ神の子・イエスを松山、主婦並みにお金を気にするブッダを染谷がそれぞれ魅力たっぷりに演じる。さらに、Team天界のメンバー役で賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、佐藤二朗。Team悪魔ファミリー役で窪田正孝、山本美月、桜井日奈子、中田青渚が出演する。令和の新たな女子ーズとして、川口春奈、吉柳咲良、田中美久、森日菜美、安斉星来も参加する。
仲野が演じる、六面観音の一員・十一面観音は、下界ではハンドルネーム「あ~麺」として活動中の人気ブロガー兼YouTuberで、常にニット帽を被って過ごしている。神木が扮するのは、自称“イエスに最も愛された弟子”で著書「ヨハネの黙示録」が天界で大ベストセラーとなっている人気作家・ヨハネ。岩田剛典が演じるミカエルも激推しのカリスマ作家として透明感たっぷりのビジュアルを原作の雰囲気そのままに再現している。
Team天界第2弾発表に伴い、集合ビジュアルと、それぞれのキャラクタービジュアルも公開され、パーカー&ニット帽というストリートファッションに身を包み、光り輝く右手を突き出して真っすぐに遠くを見据える十一面観音と、Gジャンに白Tというカジュアルな服装にも関わらず、目を引く金髪とブルーの瞳が神々しさ満点のヨハネ。普段の仲野&神木のイメージともギャップが大きい、本作ならではの“神”ビジュアルに仕上がっている。
メイキング映像では、福田組初参加となる神木の、ブッダ役の染谷の後ろに隠れるようにおどおどしながらクランクインする貴重な姿や、と思いきや「いかに監督が笑ってくれるかっていうのだけを思ってやっていました!」とすっかり笑顔で撮影を振り返る様子が収められている。それに対して福田組常連の仲野は「僕は福田組の初日でいつになったらのどが枯れない俳優になれるのか…」と常連だからこそのエピソードを打ち明けスタッフの笑いを誘う様子など、盛りだくさんの内容だ。さらに、「太賀のCGカット100…何十カットあると思うんですけど」といじる神木に「そんなない、そんなない!」と即座にツッコみを入れる仲野という、2人の仲睦まじさが垣間見え、本編での掛け合いに期待が膨らむ。
「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」は、12月20日に全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。