インドの鬼才が放つ森と巨象のウエスタン! 「ジガルタンダ・ダブルX」日本版予告編完成
2024年8月8日 13:00

鬼才カールティク・スッバラージ監督作「ジガルタンダ・ダブルX」の日本版劇場予告編と新たな場面写真が公開された。
「ピザ 死霊館へのデリバリー」でデビューし、その才気でタミル語ニューウェーブ映画の寵児となったスッバラージ監督。本作では、1970年代のインド南部タミル地方を舞台に、70年代風レトロファンクが炸裂。熱を帯びたグルーヴの中で激烈な社会批評を含んだドラマが展開し、最後には映画という芸術に対する愛が語られる。

警察官採用試験に受かったキルバイ(S・J・スーリヤー)は、血を見ると気を失うこともある小心者。着任を間近に控えたある日、不可解な殺人事件に巻き込まれ、自身が牢に繋がれることになる。彼は警察官への復帰の条件として、政界に強いコネクションを持つ悪徳警視ラトナクマールから、マドゥライ地方のギャングの親分シーザー(ラーガバー・ローレンス)の暗殺を命じられる。


シーザーに近づくために、キルバイはサタジット・レイ門下の映像作家と身分を偽り、シーザーを主演にした映画の監督の公募に名乗りを上げる。クリント・イーストウッドの西部劇が大好きなシーザーは、キルバイを抜擢し、そこから2人の運命は思いもよらない方向に転がり始める。


予告編では、身に覚えのない殺人罪の容疑で捕らえられた新人警察官のキルバイが、復職の条件としてギャングの親分シーザーの暗殺を命じられる場面が描かれるとともに、サタジット・レイの弟子と偽ってシーザーに近づく様子などが収められている。
「ジガルタンダ・ダブルX」は、9月13日から新宿ピカデリーほかで全国公開。
(C)Stone Bench Films (C)Five Star Creations (C)Invenio Origin
フォトギャラリー
関連ニュース


「Rotten Tomatoes」で100%高評価! “インドの国宝”アーミル・カーン製作、花嫁の取り違いから巻き起こる騒動描く物語
2024年7月22日 08:00




映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】この村は、人を喰ってる――なぜ世界は本作にハマる? “絶対支持”の理由を解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

不覚にも“秒”で沼にハマる映画
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)