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ジャンヌ・モローの監督作を一挙上映 「映画作家 ジャンヌ・モロー」10月11日から開催

2024年8月7日 11:00

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映画監督としての作品を上映
映画監督としての作品を上映
(C)1976-1979-1983 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS

ジャンヌ・モローの監督作を一挙上映する「映画作家 ジャンヌ・モロー」が10月11日から開催される。70年代から80年代にかけて作られた、女性(たち)をめぐる3つの監督作を上映し、監督第1作「リュミエール」とドキュメンタリー作品「リリアン・ギッシュの肖像」は日本の劇場では初めてのロードショー公開となる。

フランスを代表する女優ジャンヌ・モローは、オーソン・ウェルズフランソワ・トリュフォールイ・マルルイス・ブニュエルら名匠たちと共に数々の名作に携わり、その映画への情熱と好奇心に満ちた創造力は、映画監督としても発揮された。40歳代で初めて監督を務めたモローは「私は女たちを称賛している。ありのままの姿を彼女たちに示そうと思った。男たちが示す形ではなく」と語り、その映画作品には様々な年代の女性たちの率直な言葉や飾り気のない姿が映し出されている。

日本版ビジュアル
日本版ビジュアル

監督デビュー作「リュミエール」は女優4人を主人公に映画業界を内部から描く作品で、モロー自身の半生を彷彿とさせる。女優の一人サラ役をモローが演じている。ドイツの名優ブルーノ・ガンツが出演し、タンゴを革新した作曲家アストル・ピアソラが音楽を担当。

思春期」は戦争の影が迫る1939年の夏、少女マリーの忘れられない夏休みを丹精込めて紡いだ傑作。伝説的な女優シモーヌ・シニョレが孫を優しく見守る祖母役で出演。日本では1986年に「ジャンヌ・モローの思春期」のタイトルで劇場公開された。

リリアン・ギッシュの肖像」は「歴史的女優」リリアン・ギッシュに迫るドキュメンタリー。ギッシュとの対話から浮かび上がる映画の歴史と好奇心に満ちた人生に胸が熱くなる。映画史の影に隠れていたモロー監督作は、女性たちのありままの姿がいきいきと映し出され、今こそ現代的な視点で見返すべき傑作群といえる。

「映画作家 ジャンヌ・モロー」は、10月11日から、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。

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