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エイミー・ワインハウスの素顔に迫る「Back to Black エイミーのすべて」11月22日公開

2024年7月23日 18:00

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波乱に満ちた愛と喪失を描く
波乱に満ちた愛と喪失を描く
(C)2024 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.

エイミー・ワインハウスさんの半生を描いた「Back to Black」が、「Back to Black エイミーのすべて」(PG12)の邦題で11月22日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかで全国公開されることがわかった。

27歳で早逝したワインハウスさんは、世界中で3000万枚以上のレコードを売り上げ、現在も月間8000万回以上のストリーミング再生数を誇る。様々な音楽的要素を融合させて独自のスタイルとサウンドを作り上げ、アルバム「バック・トゥ・ブラック」を発表し、グラミー賞5部門に輝いた。ヒット・シングル「リハブ」では、グラミー賞主要4部門のうち、年間最優秀レコード、年間最優秀楽曲、最優秀新人の3つを含む全5部門を受賞し、話題を呼んだ。

一躍スターとなっ彼女だが、2011年7月23日にアルコールやドラックへの依存が深刻化し、急性アルコール中毒で27歳の若さで急死。訃報を受け、多くの著名人が追悼コメントを寄せた。ヘアスタイルを真似ていたというレディー・ガガは「彼女がいてくれたから、私は一人じゃないと思えるようになった」と語り、「彼女はジャズに生き、ブルースに生きた。ポップミュージックの歴史を変えた人物」と称賛。最後に共演したトニー・ベネットは「ボーカリストとして素晴らしいセンスを持ったミュージシャンで、類稀な才能がこんなにも早く終わりを迎えて、本当にショックを覚えている」とコメント。レトロ風の楽曲を歌う女性ボーカルとして先駆者的存在だったというアデルは「自分の道を切り開いてくれた」と語る。

公私ともに交流があった親友の一人ケリー・オズボーンは「涙が溢れて息が出来ない。“本当のあなたの姿”を決して忘れないわ」とコメント。ほかにもエルトン・ジョンは「彼女は英国が生み出した最も将来性のあるアーティストの一人だった」と投稿し、ケイト・モスは「私の心は彼女と共にあります。この世界から彼女のような才能が消えるのを見るのは悲しい」、アッシャーは「君を知ることができてハッピーだった。早く逝き過ぎだ。君がいなくて寂しくなるよ」、リッキー・マーティンは「ビューティフルガールよ、良く休んでくれ。君はもう自由なんだから」と哀悼を捧げた。パティ・スミスやグリーン・デイは彼女に捧げる楽曲を披露。ワインハウスさんの音楽は、世界中の人々に愛され、今なお多大な影響を与え続けている。

映画は、親族をはじめエイミー・ワインハウス財団の公認で、彼女の“知られざる素顔”に迫る。「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」で知られるサム・テイラー=ジョンソンがメガホンを取り、脚本はマット・グリーンハルシュが担当。ワインハウス役は英ドラマ「インダストリー」シリーズでメインキャラクターを務め、「バービー」で王女バービーを演じた現在27歳のマリサ・アベラが担い、共演にはジャック・オコンネルエディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、レスリー・マンビルらが名を連ねた。

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