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超巨大竜巻のヒントになったのは「ジョーズ」「宇宙戦争」 巨匠スピルバーグから学ぶ“モンスター作り”

2024年7月20日 09:00

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「ツイスターズ」(8月1日全国公開)
「ツイスターズ」(8月1日全国公開)
(C)2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

ジュラシック・ワールド」の製作陣が贈るアクション・アドベンチャー超大作「ツイスターズ」には、怪獣の雄叫びのような破壊音を轟かせ、富士山より高く、新幹線を超える速さで迫りくる“竜巻モンスター”が登場する。この怪物ぶりを表現するにあたり、監督を務めたリー・アイザック・チョン(「ミナリ」)は敬愛する映画界の巨匠であり、製作総指揮のスティーブン・スピルバーグから描き方を学んだそうだ。

世界規模の異常気象が起こる中、最強モンスターの巨大竜巻“ツイスターズ”が多数発生。ある事故をきっかけに竜巻の研究に没頭している気象学の天才、竜巻インフルエンサーらの寄せ集めチームが、唯一無二の最強チームとなり、前代未聞の“竜巻破壊計画”を遂行する。デイジー・エドガー=ジョーンズグレン・パウエルアンソニー・ラモスが出演している。

画像2(C)2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

建物を跡形もなく吹き飛ばし、数トンある列車や車を遥か上空まで吹き上げ雨のように降らせるほどの怪力を発揮する“ツイスターズ”。チョン監督は「彼(=スピルバーグ)が手掛けた『ジョーズ』や『宇宙戦争』を何度も見返し、研究しました。僕はスピルバーグの大ファンなので、彼とこの作品で一緒に働けたことはとても素晴らしい経験になりました」と語っている。

チョン監督「『ジョーズ』と『宇宙戦争』はどちらも強力な自然の力や怪物が目の前に迫ってきたり頭上に接近してくる映画なので、僕たちが竜巻に求めていた迫力を捉えるには最適でした」

本来は自然現象である竜巻を“あえて生きているモンスターのように描く”という見せ方も、両作品からインスパイアされていることが伺えるだろう。

画像3(C)2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

製作時には“竜巻モンスター”一体一体に個性を持たせることを意識したそうで「物語の展開に合わせて、人々が竜巻とどのように遭遇するか、どんな影響を受けるのかを一つ一つ異なるように心掛けました」とこだわりを告白。現場では常にカメラマンに同行し、その場面にあわせた細やかな指示を出していたという。

劇中では、突如現れ無差別に人を襲う「ジョーズ」の巨大ザメのように闇夜に忍び寄り猛威を振るう竜巻、人類の前にでかでかと君臨しその脅威を突き付ける「宇宙戦争」の巨大ロボットのように直径2000m×時速500kmで全てを飲み込みながら迫ってくるMEGA竜巻など、スピルバーグが生み出してきたモンスターの恐ろしさを彷彿とさせる竜巻が襲来。さらに、炎を纏い周囲を焼き尽くす火柱竜巻、予測不能な進路で人類を惑わすふたご竜巻など異なる恐ろしさをもった“最強のモンスター”が息もつかせぬ勢いで次々と人類に襲いかかってくる。

画像4(C)2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

チョン監督は、本作の仕上がりについて「可能な限り没入感があり、リアルなものにしようと努力しました。そうすることで、見た人がアトラクションに乗っているような体験をしてもらえることを目指しました」と自信をのぞかせている。

ツイスターズ」は、8月1日全国公開。

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