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高橋文哉&西野七瀬、直木賞「少年と犬」映画化に主演! 監督は「ラーゲリより愛を込めて」瀬々敬久

2024年7月15日 05:00

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犬との絆を描いた感動の物語
犬との絆を描いた感動の物語
(C)2025映画「少年と犬」製作委員会

第163回直木賞を受賞した馳星周の名作小説「少年と犬」(文春文庫)が、高橋文哉西野七瀬の主演で映画化されることが決定した。瀬々敬久監督がメガホンをとった。

本作は、様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを綴った6つのエピソードからなる原作短編連作小説の複数のエピソードに、オリジナル要素を加えて映画化するもの。瀬々監督のもとに「ラーゲリより愛を込めて」(2022)の製作陣が再集結し作り上げる。

震災から半年後の宮城・仙台。職を失った中垣和正(高橋)は、震災で飼い主を亡くした犬・多聞と出会う。多聞は和正とその家族にとってかけがえのない存在となるが、常に「南の方角」を気にしいて、和正がある事件に巻き込まれた混乱の最中に姿を消してしまう。時は流れ、滋賀で悲しい秘密を抱えた須貝美羽(西野)の下で過ごしていた多聞は、追ってきた和正と再会。ふたりと1匹の新たな生活が始まるが、多聞が「南の方角」に向かって歩くのにはひとりの少年との約束があった――。

画像2馳星周「少年と犬」(文春文庫)

高橋は、初の瀬々組参加について「こだわりを持って繊細に描く人間模様に惚れ惚れしながら、どきどきとワクワクをもってお芝居することができました」と手ごたえをにじませ、一方の西野は「今まで経験したことがない感情になる場面が多く、想像しながら考え抜いたものを体現していくことに、日々楽しんで向き合っていました。ぜひ楽しみに待っていただけたらと思います」と自信をのぞかせている。

主演ふたりから信頼を寄せられた瀬々監督は、「高橋文哉さんと西野七瀬さんが、そのしなやかな感受性で物語を全身で受け止め、今を生きる私たちの映画にしてくれました」と語っている。

少年と犬」は、2025年全国公開。キャスト、スタッフからのコメント全文は以下のとおり。


高橋文哉(中垣和正役)
この作品のお話を頂けたことを本当に嬉しく思いました。
僕自身生まれた時から実家に犬がいて、犬と共に生きてきたと言っても過言では無いほど犬が大好きで、人生を一緒に過ごしてきた犬と映画を撮影できることを本当に嬉しく思いました。
多聞役のさくらと撮影前にコミュニケーションを取って撮影に挑んだのですが、わんちゃんにしか出せない生のお芝居、そこに中垣和正としてリアルに向き合う楽しさを感じることが出来ました。
瀬々組には初参加でしたが、瀬々監督のこだわりを持って繊細に描く人間模様に惚れ惚れしながら、ドキドキとワクワクを持ってお芝居することが出来ました。
西野七瀬さんとは初共演でしたが、お芝居にすごく真っ直ぐな方で美羽と和正として共に向き合えたことを光栄に思います。
多聞と出会い自分を見つめ直し自分の正義と向き合い、人生を模索する二人と1匹の織り成す掴みきれない空気を楽しみに公開までお待ち頂けたら嬉しく思います!!

西野七瀬(須貝美羽役)
今まで経験したことがない感情になる場面が多く、想像しながら考え抜いたものを体現していくことに、日々楽しんで向き合っていました。
瀬々敬久監督や高橋文哉さん、スタッフの皆さんと意見を交わしてパターンを試しながら撮影することもできました。ぜひ楽しみに待っていていただけたらと思います。

瀬々敬久監督
犬の名前は多聞です。仏法の守護神の一つ、多聞天から来ています。馳星周さんが描いたこの不思議な物語を、「こんな悲しい話があります」とお坊さんが語る法話や、辻々で流浪の民が語った説教節のように、生きることの悲惨と喜びを伝える映画に出来ないか、そう思い挑みました。主演の高橋文哉さんと西野七瀬さんが、そのしなやかな感受性で物語を全身で受け止め、今を生きる私たちの映画にしてくれました。

馳星周(原作)
多聞は多くを聞くと書く。
犬は人の言葉に耳を傾け、寄り添ってくれるのだ。
犬に語りかけることで心を救われた者がどれほどいることだろう。
犬は無条件の愛の手本として、神様が人間に遣わしてくれた生き物だと心から信じている。
この映画を通じて多くの人がそのことに共感してくれることを切に願う。

平野隆(企画・プロデュース)
ラーゲリより愛を込めて」のスタッフを再結集して、前作と同様、観客の皆さまの魂に訴える作品を作りたいと思っていました。
高橋文哉さん、西野七瀬さんにお願いしたのは2人が“愛おしさ”を多くの人々の印象に残せる役者さんだと思ったからです。
そしてこの映画にはもう1つの愛おしいものがあります。
現在編集中ですが、スクリーンの上にお二人と多聞という名の犬が映る時、私は思わずスクリーンを抱きしめたくなります。
何故タイトルが「少年と犬」なのか? それがこの原作の魅力であり、この映画の魅力であると思います。

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